不動産投資歴20年の不動産投資家「テリー隊長」の全面協力をいただき、不動産投資の初心者の「楽太君」が物件を購入するまでを追っていく連載、第3話です!

引き続き物件探し中の楽太君ですが、今回はテリーさんが「中古一棟アパート」をシミュレーションしたいと、ある物件を提案してくれた様子。不動産投資の王道とも言える中古一棟アパート、果たしてその収支はどのようなものになるのでしょうか。

<登場人物紹介>

 テリーさん
50代半ばの不動産投資家。IT企業A社の元社員。20年前に不動産投資を始めた。50歳で会社を早期退社し、不動産賃貸経営を行いながら、悠々自適の生活を送っている。

 楽太君
30歳のサラリーマン。A社に勤務し、以前テリーさんの下で働いていた。素直で好奇心旺盛な性格。不動産投資を始めるべく、テリーさんに教えを請う。

ところで楽太くんは、不動産投資をするにあたって、借金をするのが怖いと感じることはない?
もちろん、怖いですよ。失敗すれば自己破産もあるし、できることならなるべく借金せず、少ない金額で始めたいです
そうだよね。ただ、投資には「リスクのないところに、リターンもない」って言う言葉もあるように、ある程度のリスクは取らないと、あまり意味がないこともあるんだよ
どういうことですか?
不動産投資は、経費や手間がかかるから、株式投資などと比べて決して効率のいい投資ではないんだ
確かに。じゃあ、なんで多くの人が不動産投資をするんでしょうか
それは、銀行から融資が受けられて、レバレッジが使えるからだよ。レバレッジについては前に教えたよね
はい。少ない自己資金で、その金額の何倍もの融資を受けて物件を購入し、自己資金以上の利益を得ること…ですよね
その通り
それは理解してるんですけど…でも、やっぱり借金って怖くないですか?
僕も最大10億円近くの借金があったときは、その額だけを見ると怖くなったこともあったよ。でも、それをリスクという見方でみると、あまり怖くなくなるんだ
リスクが怖くない? どういうことですか?
リスクとは、将来、起こるかもしれない何か悪いことという意味だけど。リスクが小さい状態なら怖くないって思ったんだ
リスクが小さい…悪いことが起きにくいかもしれない、ということですか?
うん。いい物件に投資し、いい入居者さんに入居してもらい、いい管理会社やいいリフォーム会社とチームを作れば、何か悪いことが起こる確率は低くなる
そうですね
仮に何かが起こっても対処できるという安心感も生まれるんだよ
なるほど…。でも、なかなか実現は難しそうですね…
そうだね。こればかりは、本を読んだだけですぐにできるようなものじゃないと思う。やはり、経験や実践が大切かな。人によっては、「大家力」なんていうけどね
じゃあ、経験のない僕は…というか、初心者はどうすればいいんでしょうか

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