
PHOTO:もとくん / PIXTA
楽待新聞では、連載企画「不動産融資の最前線」で、半期に1度、不動産投資家に対して融資に関するアンケートを実施。直近の半年間で、実際に受けた融資事例を収集し、最近の融資動向がどのようになっているのかを調査・分析している。
現在、2022年4月~9月の融資事例をもとにした記事の制作を進めており、アンケートも実施している。そこで今回は、読者の皆様にご回答いただいた事例が具体的にどのような情報となって記事になるのか、一部を紹介したい。
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たくさんのご応募ありがとうございました。
気になる融資情報、「属性」「金利」「頭金の割合」など
前回の記事では、2021年10月~2022年3月までに融資を受けた約400件の事例をもとに、統計データを作成して公表している。まだ記事を読んでない人のために、一部を紹介しよう。
まず、実際に融資を得ている投資家はどのような属性なのか。例えば「本業の年収」では、年収800万円以下の投資家が全体の約半数を占める結果となった。
その他、「金融資産」のグラフも公表しており、融資を受けた投資家の属性を把握できる。
次に物件情報についてだ。物件のエリアや価格帯、物件種別などを分析して公開している。物件種別に関する前回のデータでは、一棟アパートの融資を受けた人が最も多く、全体の36%を占めた。
そして、融資条件に関しても調査と分析を行っている。例えば、融資における頭金の割合は定点観測を行い、その推移を公表している。
返済比率を考慮すべきではあるものの、投資家としてはできるだけ頭金を少なくして、フルローンや諸費用込みのオーバーローンで融資を組みたいところだろう。前回の結果では、フルローンまたはオーバーローンで融資を組んだ投資家は、全体の3割弱だった。
そして、金利は1%台後半で融資を受けている人が最多で32%。大枠でみると、2%未満で融資を組めた人は、全体の52%と過半数を超える結果となった。
融資に積極的な金融機関名を公表!
融資を受けたい投資家としては、「実際にどの金融機関が、投資用不動産融資に積極的なのか」が一番気になるところだろう。記事では、投資家から集めた融資事例をもとに、どこの金融機関が積極的に融資を出しているのか、具体的な金融機関名をランキング形式で公表している。
前回のランキング結果はこちら。半期ごと融資事例数が多い金融機関順に整理している。
前回は、日本政策金融公庫が融資件数33件と最多の結果となった。次点で、オリックス銀行、三井住友トラストL&F、横浜銀行、ソニー銀行が続く。
また、さらに分析し、「物件種別ごとの金融機関ランキング」も公表している。
この情報を見れば、例えば一棟アパートと一口に言っても、築10年未満の築浅物件であれば「オリックス銀行」、築10年以上であれば「三井住友トラストL&F」が融資に積極的であることが分かる。また、区分マンションであれば「ソニー銀行」や「イオン銀行」などのネット銀行が積極的であることも読み取れる。
投資初心者の方は、購入を検討している物件種別に合わせてどの金融機関に打診すればよいのか、これらの情報も参考にしてほしい。
さらに、融資事例数ランキングで上位の金融機関は、別途詳細に融資事例を分析し、まとめたデータを一覧にしている。
どのような物件であれば融資が出やすいのか、金利や期間などの融資条件はどのような範囲なのか。また、融資を受けた投資家の属性を簡潔にまとめている。
融資を検討している方は、その条件にどの程度該当しているのかを参考にしてほしい。
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たくさんのご応募ありがとうございました。
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本アンケート調査の実施期間中(~11月13日)は、過去に公開された「不動産融資の最前線」の記事をすべて無料で閲覧できます。まだ読んだことのない方は、この機会にぜひご覧ください。
(楽待広報部)
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