PHOTO:まちゃー / PIXTA

2022年、楽待新聞編集部では367本の記事を公開しました。累計で2万7100件のいいね、2600件以上のコメントもいただきました。

また、公式YouTubeチャンネルである「不動産投資の楽待[RAKUMACHI]」では163本の動画を公開。チャンネル登録者数は現在39万4000(12月26日時点)と、40万人目前となりました! 総視聴回数は4750万回、総再生時間は約330万時間。昨年は約1分の「ショート動画」が多く見られ、視聴回数が飛躍的に増加しました。

2022年もたくさんの方々にコンテンツをご覧いただきました。みなさま、本当にありがとうございました。

今回は、2022年に公開した記事や動画をランキング形式で紹介します。どのような記事や動画が人気だったのか、振り返っていきましょう。

最も見られた「会員限定記事」のランキング

2022年の6月下旬からサービス開始となった「楽待プレミアム」。不動産投資に役立つ新機能のほか、さまざまな記事・動画を日々公開しています。今回はその会員限定記事の中から、最も多くの方に見られた記事をピックアップしてご紹介します。

【1位】総合商社が日本の不動産投資から撤退する理由

2022年に最も読まれたのは、現役銀行員の旦 直土さんが執筆したこちらの記事。総合商社の「双日」がJ-REITの運用事業から撤退、さらにはSBIグループが同事業を買収した理由を、さまざまなデータから詳細に分析しています。

なぜ双日はJ-REITを手放したのか? このことから読み取れる、収益不動産マーケットの変調とは? 読み応え十分の記事です。

【2位】310万円と1380万円の中古戸建、2物件の収支を大公開!

ある大家が所有する1つの物件に着目し、その物件の購入から現在に至るまでの詳細な収支を確認していく人気シリーズ「収支大解剖」。この記事では、2人の戸建投資家に取材を行い、それぞれの物件の収支を詳細に公開しています。今回協力してもらったのは、すべて現金で26戸を購入してきた「かーと」さんと、融資をフル活用して戸建投資を行う「不動産投資家・岩橋」さんです。

築38年・310万円の築古戸建ての9年分の収支と、築26年・東京23区内にある1380万円の戸建ての7年分の収支を徹底的に解剖、収入だけでなく、どのようなタイミングでどのような出費が発生するのかがリアルに分かります。投資戦略の異なる2人の収支をぜひ見比べてみてください。

【3位】「マイクロ法人」による節税、手取りが最大化する売上額は?

税理士・斎尾裕史さんによる、「マイクロ法人」を使った節税の解説記事。最近、よく聞かれるようになった「マイクロ法人による節税ですが、東大卒税理士の斎尾さんによれば、「マイクロ法人を設立して個人から不動産管理料を支払う場合、税金ではなく国民健康保険料を大幅に削減することができます」とのこと。

さらには、マイクロ法人の売上げがいくらぐらいであれば手取りが最大化するのか? 通常の法人成りと比較した場合、マイクロ法人の方が有利なのは利益がいくらのときか? など、あらゆるパターンを想定した結論を導き出しています。

【4位】1年目でRC3棟、100億目指す30代大家の「非王道」戦略

30代後半で、札幌市内を中心に11棟102部屋を保有、満室時の年間家賃収入約6500万円の専業大家「もぎじゅん」さんに取材を行った記事。投資額100億円を目指して1年目でRC3棟を購入、「不動産賃貸業は金融賃貸業」と話す「非王道」の戦略に注目が集まりました。

そんなもぎじゅんさんの不動産投資との出会い、買い進めるために心がけてきたこと、今後の投資目標などについて詳しく聞いています。

【5位】2300万円の中古1棟アパート、15年間の収支を大公開!

投資歴20年、アパート9棟77室を所有する「埼玉サラリーマン大家」さんが所有する、埼玉県某市の木造1棟アパート。購入時は築21年で、2008年に個人名義で2300万円で購入しており、表面利回りは13.5%だったといいます。

記事では、この物件の15年間の詳細な収支について、さまざまな資料を見ながら詳しく確認しています。「このぐらいのアパートを1棟買ったら、毎年どのぐらい儲かるのか?」という疑問の答えがここに! 15年間の軌跡を細かく知ることができる記事です。

最も多くの「コメント」が付いた記事ランキング

楽待新聞の記事のコメント欄には、日々、読者の皆様からたくさんのコメントが投稿されます。2022年に公開されたすべての記事のうち、最もコメントが集まった記事をランキング形式で紹介します。

【1位 80コメント】
「お前に任せるぞ」、祖父の遺言から始まった私の大家業

これまで楽待新聞のコメント欄で多くの投稿をしていただいていた「kazu」さんに、初めての物件購入体験談を語っていただきました。kazuさんは、楽待新聞で1万件に及ぶコメントを投稿、また楽待新聞ではベストアンサーにも多数選ばれています。

今では実践大家コラムニストとしてコラムを多く投稿いただいていますが、どのような経緯で不動産投資を始めることになったのか、その素顔に迫りました。

【2位 45コメント】
100室所有の大家が「不動産投資は甘くない」を発信するワケ

楽待で実践大家コラムを執筆し、日々読者に不動産投資のリアルを発信しているコラムニストを紹介する企画「コラムニストに訊け!」。2016年にコラムニストとなった「ものぐさ大家」さんに、投資家になった理由や投資戦略について、根掘り葉掘りインタビューを行いました。

新築から築古物件まで「雑食」で規模拡大してきたというものぐさ大家さんが、失敗しがちな投資家の特徴などについて語っています。

【3位 38コメント】
8歳の息子と始めた不動産投資、目標が「月収50万円」のワケ

コラムニストの「こども大家」さんへのインタビュー記事が3位となりました。2021年8月にコラムニストデビューしたこども大家さん。実践大家コラムでは、「親子で取り組む不動産投資」をテーマにコラムを投稿し、長男のレン君と二人三脚で不動産等にチャレンジしています。

子どもと一緒に不動産投資を行う理由、親子で取り組むことの魅力や注意点など、こども大家さんにしか聞けないことをたくさん聞かせていただきました。

最も見られた「プレミアム会員限定動画」ランキング

「楽待プレミアム」では、プレミアム会員限定の動画も日々公開しています。不動産投資の基礎から専門的な知識が身につく実践的な内容まで、さまざまなコンテンツを動画でお届けしています。

ここではプレミアム会員限定動画の中から、アクセス数の多かった動画をご紹介します。

【1位】借金ゼロで60室所有、芦沢晃の「区分投資法」を徹底解説

「実践で本当に役立つ!」をコンセプトに、不動産投資家や専門家を講師として招き、不動産投資のノウハウをお届けする「プレミアム講座」。

借金ゼロで総投資額約3億4000万円、区分投資の生き字引・芦沢晃さんに講師を務めていただきました。借金ゼロで堅実な投資をされてきた芦沢さんが、これまでの不動産投資人生で培った「実践で使える区分投資のノウハウ」を、約3時間の講義で余すことなく解説していただいています。

【2位】年収500万から1億を目指す、空き家再生人の「ガラボロ高利回り投資」

総投資額12億円、年間CF8000万円のガラボロ物件のスペシャリスト・広之内友輝さんに講師を務めていただいた「プレミアム講座」が2位となりました。

もともと年収500万円台のサラリーマンだった広之内さんがどのように投資規模を拡大してきたのか、これまでの不動産投資経験の中で培ってきた「ガラボロ物件投資ノウハウ」の全てがこの動画に詰まっています。

【3位】85万円のボロ戸建、空家再生屋が「再生プラン」を大公開

先輩大家さんが所有する物件に楽待スタッフが突撃する「物件見学ツアー」。この動画では、関西の「空家再生屋」こと川村ふぁるさんが投資した2軒の築古戸建を見学しています。

川村さんは関西を拠点に10棟170室を保有し、これまで200軒ほどの築古戸建を再生した実績を持ちます。現地見学では、物件の内見だけではなく、リフォーム会社との工事の打ち合わせにも密着。リフォーム判断のポイントや、リフォーム会社との工事内容の相談の仕方についてもぜひ参考にしていただきたいです。

YouTubeチャンネル「満足度」ランキング

YouTubeには、視聴者のみなさんに動画を評価していただく機能があります。「高評価」をした人の割合が高かった動画を、満足度が高かった動画としてご紹介します。

【1位】【150万で家が買える】京都の山奥にある「限界ニュータウン」に住む人々

大阪府と京都府の県境、人里離れた山間部に存在する「茨木台ニュータウン」。開発から約30年経過した現在、住民の高齢化や空き家増加が要因となり、街の維持管理が難しくなってきています。現地を訪問し、そこで住まう方々に話を聞くなど、「茨木台ニュータウン」のいまに迫ります。

【2位】【ビフォーアフター】洗剤でも落ちないお風呂の汚れVSこの道35年のお掃除のプロ!退去後のワンルームのお掃除に完全密着

チャンネル登録者数約21万人の人気お掃除YouTuberで、この道35年のお掃除のプロ「お掃除職人きよきよ」さんの1日に密着しました。ドロドロの排水溝、床にこびりついたゴムマット、湯垢だらけの風呂場をどのように蘇らせるのでしょうか。35年で培った「お掃除のプロ」のテクニックをぜひご覧ください。

【3位】【就活うまくいかず…】20代大学生が住んでいたワンルームが「ゴミ屋敷」に、プロの清掃業者に密着!

関西を拠点に、ゴミ屋敷の清掃を専門に行う「ゴミ屋敷専門パートナーズ」に密着しました。プロならではの片付けのワザは圧巻です! そして、過酷な環境の中、どのような思いで仕事に取り組んでいるのでしょうか。ゴミ屋敷の清掃現場を取材しました。

「楽待相談室」アクセスの多かった相談は?

不動産投資の悩みを気軽に相談できる「楽待相談室」。2022年もたくさんの質問が投稿され、先輩大家さんからも多くの回答が集まりました。

その中で、より多くの方から注目が集まった投稿を見ていきましょう。

対象…2022年1月1日~12月21日に投稿された質問(全期間で集計)

【1位】賃貸経営における交際費について

不動産賃貸業の経費に関する質問が1位となりました。

不動産賃貸経営に関連する経費であることは大前提であったとしても、高額な費用を経費化した場合、税務署から目をつけられてしまうことがあります。実際、どの範囲であれば交際費などを経費にすることができるのでしょうか。

【2位】一年で何棟も買う投資家さん

書籍やTwitterなどで、1年間に複数棟も購入されている投資家さんを見たという投稿者さん。「どうしたら1年間に何棟も買えるのか」を疑問に思い、素朴な質問を投稿しました。

ベストアンサーに選ばれた北国の大家さんは、ご自身の経験から回答をしています。投資初期に利用した融資戦略など、ぜひ参考にしていただきたいです。

【3位】個人/法人での1棟マンション融資の引きやすさの違い

戸建を現金購入して比較的少額で不動産投資を開始し、来年に融資獲得による1棟マンション投資への挑戦を目指しているという回答者さん。

1棟マンション購入の融資獲得にあたり、法人と個人のどちらで進めるべきなのか、その違いについて質問しています。同様の悩みを持っている方はぜひ見ていただきたいです。

2022年もたくさんの「いいね」やコメントをありがとうございました。

今年も皆さまの不動産投資に役立てていただけるよう、さまざまな記事や動画のコンテンツを公開していきます。「楽待プレミアム」をはじめ、楽待新聞やYouTubeチャンネルをよろしくお願いいたします。

(楽待新聞編集部)