「自分が本業として賃貸業をやっていかないと、大変なことになる」。
埼玉県を中心に不動産賃貸業を行う遠藤清さん(63)。現在、16棟172室、戸建14軒などを所有し、年間家賃収入は1億3000万円に上る。
建築家・造形作家・イラストレーターとして全国で活動してきた経験がある一方で、約30年前に新築5棟を竣工して不動産賃貸業を始めた。しかし、物件管理をおざなりにしたために、経営は最悪の状態になってしまったという。
現在は、180室以上を所有する遠藤さんだが、過去のピンチをどのように乗り越えていったのだろうか。また、失敗から学んだ不動産賃貸業の魅力についても話を聞いた。
人生のすべては「複利」
兼業農家の家系に生まれた遠藤さんが「投資」に興味を持ち始めたのは、中学2年生のこと。証券会社に勤める、株式投資が大好きな
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全29話
不動産投資家・大家がいったいなぜ、不動産投資を始めたのか。どのような考えで、どのように規模拡大をしてきたのか。その戦略や思考に迫るインタビュー連載。
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