
PHOTO : Hirotama / PIXTA
「不動産投資では、出口まで考えて物件を買うべき」とよく言われるが、購入時に出口をイメージするのは難しい、と感じる人もいるだろう。そこで本企画「事例で学ぶ出口戦略」では、ある大家が実際に迎えた「出口」の事例を紹介していく。
今回は、首都圏エリアを中心に物件を購入する不動産投資家・須藤聡太さん(仮名)に話を聞く。不動産投資歴約6年、戸建てを多く保有するという須藤さんは、2022年2月に築40年以上の戸建てを売却した。
実はこの物件、購入当初は「売るつもりがなかった」物件だとか。どうしても購入したい別のアパートの頭金を作るために急遽売ったというが、買値の2倍程度で売却できたという。アパートの決済期限が2カ月後に迫る中、「買値の2倍」でスピード売却できた理由とは。
写真・間取り情報なしの格安物件を購入
―まずは物件の概要を教えてください
神奈川県西部の築古戸建てです。実はもともと長期保有するために購入した物件だったのですが、別の物件の頭金を作るために急遽売却しました。急な売却に対応できた理由は、
この連載について
バックナンバーを見る
全3話
「不動産投資では、出口まで考えて物件を買うべき」というアドバイスをよく聞く。しかし、購入時に出口をイメージできない、出口戦略の立て方が分からない、という人もいるだろう。そこで本企画では、ある大家が実際に迎えた「出口」の事例をご紹介。購入時にどのような戦略を描き、どのような出口を迎えたのかを詳しくインタビューする。
-
3
1.6億で買った「客付け難」マンション、利益は出たのか
2023.3.14
2
アパート決済まで残り2カ月、頭金不足を救った戸建て売却
2023.2.28
PR
プロフィール画像を登録