
残置物の仏壇の供養をするマミーさん(本人提供)
この企画では、令和の時代から大家業をスタートさせた投資家にインタビューする。現在の市況下でどのように物件を探し、購入に至ったのか、インタビューを通じて不動産投資の「現在」を探っていく。
今回話を聞かせてもらったのは、不動産投資歴3年の「マミー」さん。以前、覆面座談会「妻に黙って4000万円の物件を購入、事後報告で大揉め!?」に出演してくれたサラリーマン投資家だ。動画出演から1年が経った現在、6棟24室を保有。家賃年収は1200万円で、税引き前の月間CFは35万円、残債額は約6900万円だ。
小遣い2万円の会社員時代に不動産投資をスタート、10万円の種銭を元に1棟目を購入し、現在に至っているマミーさん。これまでの歩みを、インタビューで紐解いていく。
年収数百万なのに「ブラックカード持ち」の部下?
─まずは不動産投資を始めたきっかけについて教えてください
直接のきっかけは、いわゆる「老後2000万円問題」です。私はメーカーの工場に勤務する会社員で、もともと仕事一筋というタイプでした。順調に昇進もしていたのですが、2000万円問題が話題になった頃、「このまま会社員だけやっていて大丈夫かな…」という、漠然とした不安を抱くようになりました。ちなみに、当時の年収は650万円ぐらいです。
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全10話
この企画では、「令和から不動産投資を始めた投資家たち」にインタビューする。市況が変化し、融資の締め付けも強くなったいま、彼らはなぜ不動産投資を始め、どのような戦略で物件を運営しているのか。いまの時代にマッチした、再現性のあるノウハウが見えてくる。
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