PHOTO:Gugu / PIXTA

経験豊富な投資家が「もし、今の時代にゼロから不動産投資を始めたら」、一体どのようにスタートを切り、投資規模を拡大するのだろうか。

この企画は、実績がある投資家自身に「ゼロから不動産投資を始める」という想定で、目標達成するまでの具体的な道のりを考えてもらう。投資初心者の方は、内容をもとにイメージを膨らませて、自身の投資に役立てていただきたい。

今回話を聞いたのは「築古大家のコージー」さん。関西を中心に戸建やアパートなど93室を所有する。投資歴は11年で、数多くの築古物件や全空物件などを再生させてきた。

コージーさんには、不動産投資に関する知識やノウハウなどは持ったままの状態で30歳のころに戻ってもらう。課せられた初期設定からスタートし、与えられた目標を達成することがゴールだ。

●仮定条件
【属性・資産状況】
・年齢:30歳
・職業:会社員(役職なし)
・年収:550万円
・預貯金:300万円
・家族構成:妻(共働き)、子供1人
・在住/投資エリア:関西地方
※一般的な社会人をモデルに条件設定

【その他】
・スタート時期は「2023年」
・不動産市況はあくまで現況が続くと仮定
・融資は、実在の金融機関から借入可能な条件を利用

●目標
年間の税引き前CF800万円

本業収入に加え、年間のCFが800万円あれば、仮に税率を30%と設定しても、手元には500万円以上が残る。また、事故や病気などの突発的なトラブルにも対応できる金額として、今回は「CF800万円」を目標に設定した。なお、税金は個別事象性が高いため考慮せず、税引き前CFで考えていくこととする。

いったい、コージーさんはどのような方法で不動産投資を進め、目標を達成するのだろうか。

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