本企画「事例で学ぶ出口戦略」では、ある大家が実際に迎えた「出口」の事例を紹介していく。
今回話を聞くのは、中部エリアで物件を買い進める「スプラ大家」さんだ。不動産投資歴5年、30代の兼業大家で、現在7棟76室を保有する。
スプラ大家さんは2022年3月、1億6000万円で購入した鉄骨アパートを売却した。購入時は半空で、問題が山積みだったというこの物件。融資付けも一筋縄ではいかず、10行近くに断られたというが、とある工夫をしてオーバーローンを引くことができたという。
「半空」という厳しいリスクを取りながら、必死の思いで物件再生に奔走したスプラ大家さん。そもそもなぜ、問題だらけの物件を購入したのか。客付けのカギは何なのか。半年以内に満室経営までこぎつけたスプラ大家さんが物件を再生し、売るまでの軌跡をたどる。
「埋まらなくて有名」な物件に惹かれた理由
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全3話
「不動産投資では、出口まで考えて物件を買うべき」というアドバイスをよく聞く。しかし、購入時に出口をイメージできない、出口戦略の立て方が分からない、という人もいるだろう。そこで本企画では、ある大家が実際に迎えた「出口」の事例をご紹介。購入時にどのような戦略を描き、どのような出口を迎えたのかを詳しくインタビューする。
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1.6億で買った「客付け難」マンション、利益は出たのか
2023.3.14
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