PHOTO : Ushico / PIXTA(ピクスタ)

賃貸物件を運営する中で、突然起こるトラブルの1つが「孤独死」だ。室内の状態によっては原状回復費が高額になる場合もあるが、保険の補償範囲に含まれなかったり、相続人や保証人が請求に応じなかったりして、投資家が泣き寝入りするケースもある。

投資歴15年、神奈川県を中心に42室を保有する「モツ」さんも、所有物件で孤独死が起き、原状回復に多額の費用がかかったという。亡くなった入居者の相続人に費用を請求しようと裁判を起こしたが、結果は敗訴。「(裁判は)無駄骨だった」と語る。

今回は、モツさんの物件で起きた孤独死について、発覚した経緯からかかった費用、裁判の全容まで詳しく語ってもらった。また、孤独死が起きたらどう対応すれば良いのか、投資家が最低限やっておくべき対策とは何か、不動産トラブルに詳しい専門家にも話を聞いた。

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