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利回りが高く、現金購入できる価格帯が魅力の築古戸建ては、投資家から根強い人気があります。節税目的で築古戸建ての購入を検討している方からの相談もよく受けます。しかし、築古戸建てを買ったところで本当に節税になるのか、という点を購入前によく考える必要があると思います。

耐用年数を超えた物件は償却年数が短い分、1年あたりの減価償却費が大きくなり、その間は節税ができそうです。ただ、結論から言うと、築古戸建ては節税にはならないケースが多いのが実情です。

今回は、投資経験があまりないという方のために、具体的な数字を使ったシミュレーションをもとに、その理由についてお話していきたいと思います。

築古の償却年数は最短で4年

節税目的で不動産投資を始める場合、一般的には利回りの低い物件を購入して不動産所得を赤字にし、給与所得と相殺するという節税方法があります。

不動産所得が赤字になるということは、家賃収入よりも必要経費の方が大きく、利益がマイナスになるということです。この必要経費には減価償却が含まれます。減価償却費の多寡によって利益が大きく左右されこともあります。

築古戸建てを購入した場合、不動産所得は赤字になるのか黒字になるのか、具体的に考えていきましょう。

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