大家業を営んでいる限り、誰もが当事者になる可能性がある「税務調査」。毎年夏以降に調査は本格化し、この時期の調査を「本気の税務調査」と呼ぶ税理士もいる。

新型コロナウイルスの感染拡大が確認されてからの数年、対面での接触が控えられていたため、税務調査の件数は大きく減少していた。しかし、コロナの影響が落ち着いたことを背景に、今年以降は税務調査件数が急増すると見られる。いざという時に備え、税務調査に関する理解を深めておく必要があるだろう。

そこで今回、【特集「税務調査」】と題して税務調査の実情や裏側に迫るコンテンツを公開! 法人・個人の税務調査を最前線で行ってきた元国税調査官や、2000万円の追徴課税を支払った経験がある投資家らに経験談を詳しく話を聞いた。

事前に取り得る対応策や、いざ税務調査がやってきたときの心構え、そしてやってはいけないタブーなどを紹介する。ぜひ参考にしてほしい。

特集「税務調査」のラインナップ

大家のための「税務調査」徹底攻略、中島亮が元国税YouTuberにガチ相談

大家歴21年・北関東を中心に高利回り物件を所有する中島亮さんと、チャンネル登録者数10万人超・元国税YouTuberとしてさまざまなメディアで活躍する「税金坊」こと根本和彦さんのスペシャル対談。

過去に2度、税務調査を受けた経験がある中島さんが、元国税の根本さんに「大家目線」で税務調査対策について本気で相談。「調査官の活動が活発になる具体的な時期」や「税務調査官との適切なコミュニケーションの取り方」「元国税だからわかる税務調査官の弱点」など、根本さんの具体的なアドバイスは投資家必見の内容だ。

「ほぼ全員」追徴課税に!? 400人の税務調査をした元調査官が語るウラ側

27年間、個人の税務調査を担当していた元国税調査官の「FIS」さん。担当した税務調査はほぼすべて追徴課税となったそうだ。

税務調査の対象者はどのようにして選んでいるのか? 調査官に「おみやげ」を持たせるのが良いという噂は本当なのか? 調査のウラ側や不動産投資家がやってしまいがちなミス、また、普段聞くことのできない調査官側の苦悩まで、幅広くインタビューした。

2000万円の追徴課税も、「税務調査の実態」を経験者が語る

「できるだけ節税をして手元にお金を残したい」という気持ちがある一方で、「税務調査はできれば避けたい」と考えるのが不動産投資家の本音だろう。しかし、税務調査は突然やってくるものである。

そこで今回は、これまで税務調査を受けたことがあるという投資家3名を直撃。どのような理由で調査が入ったのか、実際に聞かれた質問事項や追徴課税額など、顔出しなし・完全匿名という条件で、当時経験した税務署とのリアルなやり取りを暴露してもらった。

【これで怖くない!】元国税調査官の3人が「税務調査の実態」を語り尽くす

「元国税」の肩書を持ち、TVやSNSなど各メディアで活躍する元国税調査官の3名が”初めて”一堂に集う。「彼を知り、己を知れば、百戦殆からず」をコンセプトに、国税調査官・税務調査について徹底的に深堀りしていく。

〈出演者プロフィール〉
じてこ先生SASA
元国税・税理士。TikTokのフォロワー数は10万人超、「1分で学べる税金」をコンセプトに難解な税金についてわかりやすく解説している。
代表著書:あの~~~、1円でも多くお金を残すにはどうしたらいいですか?(すばる舎)

元国税ライター・小林義崇
元国税ライター。職員時代、2年連続で国税局長より功績者表彰を受ける。退局後はフリーライターに転身、自著の累計部数は20万部を超える。
代表著書:元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者(ダイヤモンド社)

税金坊・根本和彦
元国税YouTuber。YouTubeチャンネルの登録者数は10万人超、「節税の本質はコミュニケーション」と説く。
代表著書:「節税」の超・裏ワザ 元国税調査官が捨て身の覚悟で教える (SB新書)

(楽待広報部)