PHOTO : thicha / PIXTA

「不動産融資」に関する情報は投資家にとって重要だ。融資担当とのコミュニケーションを試みて情報を聞き出す投資家もいるが、本音を隠されてしまうことも多く、知りたい情報はなかなか手に入らないものだ。

そこで楽待新聞では、読者アンケートで「金融機関の不動産融資経験者に聞いてみたい質問」を大募集。集まった質問を、編集部が元金融マンたちにぶつける「不動産融資相談会」を決行した。不動産投資家の生の疑問に、金融機関の「中の人」経験者たちが答える。普段は垣間見ることのできない、金融機関側の「本音」はどうなっているのだろうか?

■投資家から寄せられた主な質問
・融資審査「4つのポイント」
・「融資が出やすい時期」はある?
・融資が下りないときの「粘り方」
・融資にまつわるウワサの真相
・頭金はなぜ「2割」?

・「共同担保」は外せる?
・自宅は保有or売却?

■回答者
・平尾さん 信金歴10年、不動産融資を多数担当。大家業で独立済み
・大坪さん 地銀歴17年、現役時代は融資課長と営業課長を務める
・上田さん 投資家、不動産融資解説本『融資の教科書』企画・執筆

※動画でご覧になりたい方はこちら

融資審査で見られる「4つのポイント」って?


Q. ズバリ、融資審査では何を見ているんですか?


上田 この質問が一番多かったそうで、こちらで事前に回答を整理してきました。早速お伝えします。融資審査で主に見られるポイントは、次の4点です。

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