不動産投資家が保有している資産は、不動産以外に株式や現金などがあるだろう。資産を分散させることは、投資の鉄則といわれる「リスク分散」にもなる。
一方で、不動産投資は融資を受けて大きな額の物件を購入することができるため、負債を考慮しない「総資産」でみると、不動産を多く所有している人ほど資産規模が大きくなる。不動産投資家の資産に占める不動産の割合は一体、どのくらいなのだろうか?
今回は特別に、20代~50代の8人の投資家の「ポートフォリオ」を公開してもらった。不動産以外に、どんな資産をどのくらいの割合で持っているのか? 投資歴や年代によって資産配分にどのようなちがいがあるのか? 自身の「ポートフォリオ」と比べながら、今後の資産形成や資産運用を考える上での材料としてみてはいかがだろうか。
※取り上げる事例は、あくまで個人の投資家が行っている投資の一例であり、特定の投資手法や銘柄などを推奨する意図はありません。
不動産と仮想通貨で総資産260億超え
■オーナー情報
フルレバ大家Cさん
年代:50代
総資産:約260億円
不動産投資歴:7年
株式投資歴:約40年
職業:会社経営
本業年収:1500万円
■不動産関連情報
所有物件:32棟
年間家賃収入:6億円弱
不動産投資の残債:63億円
持ち家or賃貸:持ち家
―資産の内訳について、教えてください
不動産は現在RCを中心に32棟保有しており、投資額にすると約100億円です。
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