「仕事終わりに口座を見ると、朝から資産が100万減っている。次の日も100万減っている。もしかしたら明日は上がるかもしれない、と眠りにつくと、翌朝また同じ悪夢が始まるんです」

楽待新聞ではこれまで、数多くの「不動産投資の失敗事例」を扱ってきた。しかし実は、「株やFX、投資信託などで大失敗した過去」を持つ不動産投資家も多いのだ。今回は、そんな投資家8人のリアルすぎる「失敗体験談」を取材。壮絶な失敗の全貌や得た教訓、不動産への印象の変化を語ってもらった。

「分散投資しよう」「株やFXなら少額で始められる」「投資信託はプロが運用するから安心」―。そんな言葉を目にするこの頃だが、きちんとリスクを認識できているだろうか?

ライブドアショックで大損も、5000万円失い撤退

■「失敗談」提供者:中沢光昭さん(40代)

・不動産投資歴:5~10年未満
・保有物件:一棟アパート8棟、戸建て1戸
・年間家賃収入:3000万~5000万円未満
・現在の投資先:不動産、国内個別株、インデックス投資信託
・現在のスタンス:不動産をとても重視

「要は、金融資産に突っ込んだお金がすべてなくなりました。悪夢のような2週間でした」

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