融資がつかない!? 焦りまくる日々
提出資料を仕事の合間や帰宅後に作成し銀行へ訪問。
しかし!!
前回融資に積極的だった銀行を優先的に交渉するのですが・・・
銀行担当者より
「安藤さん、今月から急に本部より、不動産への融資の引き締めが入りました。稟議を出してみないとなんとも言えませんが・・・。一ヶ月前なら無理なく通せたんですけどね~」
となんとも頼りないコメントが返ってきました。
主力だった銀行だっただけにショックでした。
そこで、融資内諾を獲得するため過去に商談経験のあるすべての銀行へ訪問。
それと平行して愛知県内の都銀、地銀、信金他、可能な限り電話で融資の相談をし、反応の良い銀行にはアポをとり訪問しました。
しかし、銀行も冷たいものです。
遠まわしにイヤミや皮肉めいた事を言い浴びせてきます。
融資付けで訪問した経験のある方は分かると思います。
「融資に取り組めず申し訳ない」
という気持ちがあれば、仕方ないと納得できるのですが、
「融資の取り組みに値しない客。あなたが悪いのです。」
という言い回しをしてきます。
言い換えれば、銀行に非はないよ!ということで退却させられます。
金融機関はお断りするためのトークをかなり勉強しています。
いかに丁重にお断りするかを・・・
そんな銀行に長く時間を使うよりも、脈のある銀行を探す方が効率が良いと思います。
そんなこんなで数十行の銀行及び各支店に電話し、脈あり金融機関の9行へ訪問しました。
訪問した各金融機関にきっちりプレゼンして返答を期待するのですが・・・
早いところで翌日。おおよそ2週間くらいで返答がきます。
返答が早い場合はかなりの確立で融資見送りの連絡です(苦笑)。
私自身もかなり焦りがでてきました。
メインの銀行3行からまだ返答はないものの、その他の銀行は全滅・・・
業者からは一日おきぐらいに融資状況の確認が入ります。
しかし、融資はほぼ間違いないと豪語しているだけにネガティブな発言は絶対にできません。
もし不安を与えたらまた物件は私から離れていってしまいます(苦笑)。
そして数日後、
メインの3行から見送りの電話が・・・
絶望のどん底に突き落とされた感じでした。
食事もろくにできず、夜も熟睡できずに何度も起きてしまいます。
金融機関の内部規定は日々変わっていきます。
つい先日までは微笑みかけてくれていたのに、今では平気で背を向ける・・・
分かってはいたけどかなりショックでした。
通常なら積算、収益評価ともにフルローン物件なのに・・・
タイムリミットまであと2週間、焦りと疲労で精神的にかなり参っていました。
もうアポをとる銀行はないし、諦めるしかないかな・・・
そんな思いにふけっていると、あの総投資額12億の松村裕一氏の言葉を思い出しました。
「私は活動して2年間買うことができなかったよ。断られた銀行にも諦めず相談すべきだよ」
そうだ、融資に積極的な○○銀行にだめもとで電話してみよう。
この銀行のある支店で相談した際に、内規で「サラリーマンは1億以内しか融資することができない」旨の情報を事前にもっていた事と、以前別物件で6000万の内諾を受けて売主側の事情で保留になっていたため、アポイント候補から外していました。
この最後の最後の行動が流れを変えるミラクルに発展するなんて、自分自身も想像できませんでした!
次回は「融資内諾獲得!!購入予定物件の強気な折衝」
をお送りいたします。
この連載について
バックナンバーを見る-
4
融資内諾獲得!!購入物件の強気な折衝
2009.2.6
3
融資!あとには引けない玉砕覚悟の銀行との折衝
2009.1.6
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