はじめに

売り物件の検証コラムも6ヶ月目となりました。
おかげさまで1月もランキング1位をキープできましたので、今月も気合いを入れて書こうかと思います。

今回の物件はこちら!!

画像はイメージです。
実際の物件とは異なりますのでご注意ください。

所在地 京都府京都市東山区
沿線交通 近隣バス停より 徒歩20分
販売価格 約700万円
表面利回り 8.5%
構造 木造 築年数 1995年
用途 住居 現況 賃貸中
間取り 2DK 土地面積 約46.5㎡
建物面積 約46㎡

今回は戸建物件の候補を5ついただいておりまして、その中から「コラムの題材になりやすそう」で、「一定以上の購入価値がありそうなもの」を選んで解説をします。

戸建は実需向けに販売されているものを含めると、一棟アパートとは比べものにならない数の物件が売りに出ています。
どうしようもないものから即買いレベルまで、「お買い得度」に差があるのも戸建ての特徴です。
所在地が京都ということで、何だか神秘的な感じがします。
物件写真は掲載されていませんが、趣がある建物のような気がしますね(笑)

検証の前に、戸建物件購入のメリットとデメリットについて考えてみようと思います。

まず、メリットについては以下のようなものが挙げられると思います。

●メリット
・土地がついているので担保価値が高いことが多い。
・賃貸ニーズが共同住宅よりも高い。
・さほど良い立地でなくても、入居や売却には問題がない。
・建物全体を自分でコントロールできる。
戸建て物件は土地を持分割合100%で所有できるという、区分マンションにはないメリットがあります。

次の物件を購入する際に、共同担保として提供することができますし、評価の割合も区分マンションより高くなることがほとんどです。

また不思議なことに、かなりの田舎であっても、戸建ての家賃は4~5万円以下に下がらない地域が多く、空室に悩むリスクも低いと感じています。
では、デメリットの方も見てみましょう。

●デメリット
・区分マンションに比べると、多くの修繕費が掛かる。
・管理の手間も、区分マンションより大変。
・積み立てられた修繕金がない。
・駅からの距離が遠いことが多く、車がないと現地に行くのが大変。

 

次のページで『即買いレベル』はどう見極める!?
戸建物件を見るときの「具体的なポイント」を解説!