はじめに

こんにちは。
投資家けーちゃんこと、寺尾恵介です。

今日は、「良い不動産会社の選び方」というタイトルでお話をさせていただきますが、一口で「良い不動産会社」といっても、様々な解釈があります。

高利回りの物件をガンガン紹介してくれる会社が良い会社と思う方もいますし、誠実できっちりと実務をこなす担当者がいるような会社が、別の方にとっては良い会社なのかもしれません。
要するに、ご自身にとって「どんな不動産会社を求めているのか」がはっきり分かっていないと、良い不動産会社など選びようがないのです。

良い不動産会社が見つからない?

不動産会社に限らず、いわゆる「仕事ができる人」というのは、相手が求めているものをかなり的確に把握して、ある程度はそれを満たすことができるものです。
ですから、普段「全然良い不動産会社が見つからないよー」と嘆いている投資家さんでも、実は既に素晴らしい会社や担当者に出会っていて、それに気づいてないだけかもしれません。

ということで、まずはどんな不動産会社を求めているのかをご自身に問いかけてみることから「不動産会社選び」が始まります。
自分の投資スタンスや強み・弱みが分かっていないといけないという訳ですね。

ぼくの場合は、自分の投資スタンスが比較的早期の段階からはっきりしていたので、求めている会社や担当者も自分のなかでイメージがありました。

具体的には

・自分の狙っている物件を把握してくれている。
・強い指値をしても、売主さんとしっかり交渉してくれる。
・自分で勝手な判断をしないで、条件に合ってるものは全て紹介してくれる。
・連絡が取りやすい。
・フットワークが軽い

などがありました。

当時は、RCで築15年以内であるとか、自分の取引銀行の融資基準にあった積算評価であるとか、かなり細かい購入基準がありましたので、それをなるべく把握してくれている人でないと、どうでも良い物件ばかりが紹介されてしまいます。
(ぼくはどんなにダメな物件を紹介されても、一応ご紹介のお礼とダメだったポイントについてはお伝えしているので、ダメな物件ばかりが紹介されると返信だけでも大変なのです)

ただし、利回りや積算、築年数の基準さえ満たしていれば、場所や入居率はまったく気にしませんでした。
実際に購入した物件を紹介された際に、仲介会社さんから「これはさすがにアウトだと思いますが・・」というコメントが添えられていたりもしましたが(笑)、もしここで「きっと買わないだろうから、この物件を紹介するのはやめておこう」と勝手な判断をされていたとしたら、ぼくは物件購入のチャンスをひとつ逃すことになってしまいます。

また、2006年からは東京に住みながら富山や石川の物件を購入していましたので、電話やメールでの連絡がすぐ取れなくてはいけませんでしたし、場合によっては契約の際にこちらまで来ることができるくらいの人を求めていました。

自分についての情報を、しっかり隠さずに伝えよう

上記のようなぼくの条件は、他の投資家さんにとってはどうでも良いという場合もあると思います。
満室の物件のみを買いたいとか、駅からの距離には絶対妥協しないという方もいるでしょう。
それぞれの価値観があって良いと思います。
ですので、繰り返しになりますが、良い不動産会社選びの前に、どういう会社や担当者を求めているのかをはっきりさせましょう。

次に具体的な選び方になって来るのですが、収益物件購入に携わる仲介会社は、購入後に管理を任せる会社と違って、同時に複数社との取引をすることが可能です。

ですから、たくさんの不動産会社とコンタクトを取りながら、自分が求めている情報を提供してくれたり、親身になって動いてくれたりするところを見つけていくのが効率的です。

探す媒体はどこでも構いません。
楽待さんのように収益物件をたくさん扱っている会社が集まっているところなら効率が良いでしょうし、狙った投資エリアで営業している地場の会社にアプローチしてみるのも良いと思います。

そして、探すときのコツというか、投資家さんと不動産会社の両方にメリットのある約束があります。
それは、「自分についての情報を、しっかり隠さずに伝える」ということです。

探している物件の種別や条件はもちろんですが、名前や住所、年齢や属性に関する情報、自己資金をいくらまでなら出せるのかなども伝えます。
ホームページなどから資料請求をする際には、ほとんどの場合でそういった項目を入力するフォームがありますので、そこは漏れなく正確に記入するのです。

売買仲介を行う不動産会社は、物件を買っていただくのが仕事ですから、実際に購入できる条件を満たしている人に紹介をしたい訳です。

買えない人に貴重な情報を配信するのを好む業者さんもいませんし、投資家さんにとっても、買えない(「買わない」ではない)物件情報が配信されても意味がありません。

自分が「買える」もので、かつ「買いたい」物件情報を紹介してもらうためにも、自分の情報は隠さずに伝えましょう。

次回のコラムでは、業者さんとの関係を深めていくためのノウハウについてご紹介します。