
写真:コージーさん提供
投資家なら誰しも、物件を「買いたくても買えなかった」経験があるのではないだろうか。
あの物件を買っていたらもっと早く規模拡大できていたかもしれない、購入できていれば今ごろは…。
そんな投資家の「たられば」を追いかけ、本当に買うべきだったのか答え合わせをする本記事。
今回話を聞いたのは、とある物件を「買えなかった」経験を持つ投資家、「築古大家のコージー」さん。購入を見送ったアパートと数年後に思わぬ形で再会し、その後を含め合計で3度も巡り合うこととなる。
数年ぶりの再会で、とある変貌をとげていたこの物件。一体、どのような状況になっていたのか。コージーさんが物件を購入しなかったことは、果たして正解だったのだろうか?
利回り15%でほぼ満室、魅力の物件に出合う
2013年、付き合いのある不動産会社からとある物件の情報を手に入れたコージーさん。京都市にある築26年のアパートで、価格は3600万円、現況利回りは15%だった。
■物件情報
エリア:京都市
物件種別:鉄骨造アパート
価格:3600万円
年間家賃収入:約550万円
現況利回り:約15%
築年数:築26年
入居状況:12室中11室入居
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