にゃーごさんの1棟目のリビング。猫が窓際でくつろぐ

「いつか、保護した猫と一緒に暮らせるシェアハウスを建てたい。それが、昔からの夢でした」

抱き続けた夢を叶えるべく、不動産投資に踏み出した女性がいる。会社員として働くかたわら、「保護猫」活動に力を注ぐ「にゃーご」さん。そんな保護猫活動の一助にもなると、2021年に1棟目となる物件を購入し、保護猫と一緒に暮らせるシェアハウスを開業した。

今年8月にも2棟目となる猫可シェアハウスをオープンさせている。相場より少し高めの家賃設定だが、全て満室で運営。「高くてもここに住みたい」と入居者選びは厳しい基準を設けているというが、その狙いとは。

2027年までに5棟の「保護猫シェアハウス」を運営する。現在はこの目標のために邁進するにゃーごさんに話を聞いた。

転貸で「猫可シェアハウス」、手残りは…

「脱走防止」の厳重な二重扉を開けると、共用リビングで猫たちがのびのび自由に闊歩しているー。それが、猫可シェアハウス「NYA_AGO」の日常だ。

女性大家のにゃーごさんの2棟目となるこの物件は、全5室を有する女性専用シェアハウス。築45年の3階建て戸建てを借り、転貸しているという。現在、満室運営中だ。

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