Q アベノミクスの影響で「築古物件」の融資条件は緩和されていますか?

A銀行

築20年の木造物件にも最大20年の融資が可能!

今年の4月から、いわゆる築古物件への融資も積極的に行っています。
《例》
築10年の木造物件が最大30年。

築20年の木造物件が最大20年。

昨今、非常に多くのご要望を頂いておりますので、築古物件の取扱いはより積極的に行っていく方針です。

しかし、どのような物件にも長期間融資を実行するのではなく、物件評価や購入希望者の属性などを総合的に見て判断しております。

エリアに関しましては、一都三県の物件だとより条件を緩和して融資を行いやすい傾向にあります。

B銀行

最大、法定耐用年数プラス25年の融資実績有り!

耐用年数だけを取り上げてお答えすれば、答えは「No」です。

物件単体に融資をすると考えた場合、あくまでも評価のある物件であることが重要です。
金融機関も担保物件として取得する際、単純に説明がしづらい物件は極力控えたいのが実情です。

市場も金融機関が取り扱う物件とそうではない物件で利回り・価格に違いがあります。
当然、金融機関の取り扱いの有無は物件の売却にも影響します。

ただし、これまで通り物件を個別かつ総合的に検証し、「きちんと修繕がなされていること」を前提として、プラス10年程度の期間延長は可能です。
過去には、プラス25年の融資を実行した実績もあります。

C銀行

法定耐用年数をオーバーした物件への融資は不可

今までと同様、基本的には法定耐用年数をオーバーした物件への融資は難しいです。

法定耐用年数内の融資が基本となるため、残存年数がある程度残っており、融資期間内でキャッシュフローが十分に回る物件への融資を行っています。