不動産価格の上昇で収益物件の利回りは低下傾向にある。特に、土地を買って新たに物件を建てる「土地から新築」投資の場合、土地代の高騰と建築費の高騰のダブルパンチとなり、影響は深刻だ。

そんな中、今年2月に5棟目となる新築物件を完成させたのは、サラリーマン投資家のひーやんさん。土地から新築に特化した投資手法をブログSNSで発信している。

一度は融資の壁に阻まれて5棟目の計画が宙に浮いていたが、粘り強く金融機関を開拓。投資エリアとする東京23区の駅近にこだわり、約9カ月かけて新たな土地を手に入れることができた。


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さらに、ある工夫によって東京23区内で利回り9%の木造共同住宅を完成させた。

その工夫とは、延床面積(共用部分を含む)を200平米未満にすること。そうすることで、本来適用される規制の緩和を受け、建築コストを抑えて高利回り物件を新築することができたそうだ。

不動産投資に役立てるため建築士の資格も取得したひーやんさんが、知恵を絞って建てた新築とは―。


■物件概要
・土地・建築費…計1億円弱
・年間家賃…約800万円
・表面利回り…9.0%
・立地…東京都葛飾区、駅徒歩6分
・土地面積…88平米
・延べ床面積…199平米
・間取り…3階建て1K9戸


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