「これからは安く買って安く貸す戦略が通用しなくなる。価格ではなく、価値で勝負する時代が来る」
「築古戸建てブーム」が起きている、と言われて久しい。物件価格の高騰や競合物件の増加が見込まれる中、長期的に投資を成功させるため、戦略の差別化を図る投資家たちがいる。
今回話を聞くのは、40代で築古戸建て9戸を保有する「ウッドデッキ大家」さん。その名の通り「ウッドデッキつき戸建て」を高めの家賃で貸し出す投資に特化している。投資歴4年半で年間家賃収入900万円、税引後キャッシュフロー740万円を達成した。
自身がウッドデッキつきの家で過ごした経験から魅力に取りつかれ、「ウッドデッキのよさを入居者に味わってほしい」という一心で投資をスタート。しかしその戦略が、入居率100%、平均利回り22%という良好な賃貸経営の実現につながったという。
とはいえ、考えなしにウッドデッキを作るだけでは、その効果は最大化できない。「ウッドデッキつき戸建て投資戦略」の具体的なノウハウや、ウッドデッキを物件の「強み」に変えるポイントを詳しく聞いた。
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