
PHOTO: freeangle/PIXTA
空室の中古物件を購入した時、多くの場合、修繕(リフォーム)作業を施してから入居者の募集をすることになる。
この修繕作業にあたっては、DIYをする人もいれば、職人など業者に依頼する人もいるだろう。
ところが、不動産投資家の中には、「リフォーム作業を依頼した職人が、作業の途中で急にいなくなってしまった」経験を持つ人が少なからずいる。140万円の工事費を持ち逃げされ、損失を出した経験を持つ投資家もいた。
なぜ、こうしたトラブルが起きてしまうのだろうか。2人の投資家の投資家に、「リフォーム業者が消えた」経験から得た教訓を聞いた。
1棟目を依頼した業者が、2棟目作業の途中で消えた
リフォームの受注先に作業途中で逃げられ、先払いしていた工事費140万円が損害になってしまったー。そう話すのは、不動産投資家の青木亨さん(仮名)。少し前に購入した120万円の戸建てで、リフォーム作業を依頼していた職人が「急に消えた」のだという。
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