現役営業マン大家が明かす建設業界の内情、赤字覚悟で受注する会社は「倒産リスク」大

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建設会社の営業マンである強みを生かして、福岡県で「土地から新築」の1棟目を建築中のいも屋けんぴ次郎さん。前編では、区分マンションの購入から不動産投資をスタートし、新築投資に舵を切った経緯などを振り返った。

後編では、福岡の不動産市況や融資情勢のほか、建設業界の現状について語ってもらった。

再開発エリアで地価高騰

―全国で地価が上昇していますが、福岡の状況はどうですか？

デベロッパーが買うような福岡市内の土地は基本的に入札で一番高く値をつけたところが買っていくような状況ですね。その影響もあってさらに土地の値段が上がっています。

例えば、博多駅前で坪1000万円超えとか、ちょっとびっくりするようなレベルで売れているという話も聞きます。全国的に地価が上がっていますが、福岡市が人気なのもあって過熱していると思いますね。