みなさん、こんにちは。石川貴康です。
私はちょうど今、8棟目を買付け中です。
まもなく売買契約書を結ぶところですが、この物件は私が育った市にある物件です。
私の持つ物件は、都内と茨城にあります。なぜ、この2箇所かというと、よく知っている場所だからです。不動産は、動かせないからこそ「不動」産なのです。
不動産は、立地と切っても切り離すことができないものです。
ロケーションが勝負を決めるのです。
今回は、「不動産はロケーションが勝負」と銘打って、コラムを書いていきます。
不動産の良し悪しを決める「ロケーション」の3項目
建物はリフォームできます。管理体制も改善できます。しかし、ロケーションを変えることはできません。不動産は一度建ててしまうと、動かせませんから、ロケーションが悪いと建物がどんなに良くても入居者が集まらないという事例も多くあります。
新しく不動産を買うなら、わざわざロケーションの悪いところを選ぶ必要はありません。できるだけ入居者の集まるロケーションを狙うべきです。
それでは、不動産の良し悪しを決めるロケーションについて考えていきましょう。
ロケーションとは一般に「立地」のことです。立地を大きく左右する3項目は、①交通の便、②生活の便、③周辺環境です。
①交通の便
交通の便は重要です。今は当たり前のように、住む場所と働く場所が分かれています。働く場所に行くのに大変では、住み手も見つかりません。大都市圏なら、日常の買い物は別にして、買い物はターミナル駅の町に行きます。友達に会うにも同様です。鉄道が主要な移動手段の場合、駅に近いかどうかが重要なポイントなのです。
私自身ずっと東京でアパート暮らしでしたから、実感を持って言えます。駅近は大きな魅力です。雨に濡れずに駅から帰れる、疲れて帰宅してもすぐ部屋に着く、重い荷物も長く持たなくて良い、というのは代え難い魅力なのです。
実際に何年も、かつ何件も賃貸に住んだ経験から、駅との距離はもっとも重要なロケーション上の項目と考えています。不動産選びをする際に、私は駅からの距離、徒歩時間をもっとも重視しています。物件案内チラシで最初に見るのは駅からの徒歩時間です。短いものほど有利と考え、選別しています。
実際に物件を見に行くときは、駅から実際に歩いたりします。物件案内で徒歩5分とか書いてあっても、実態は違うことがあるからです。また、坂道があったり、暗い道があったり、危ない道があったり、敷地がくぼ地だったり、実際に行ってみないと分からないことがたくさんあります。また、道路付けによっては、再建築不可の物件もあります。物件案内図だけでは分からないことがたくさんあるので、立地をきちんと確かめましょう。
郊外や地方都市なら、車で行動するでしょうから、駅はあまり関係がありません。郊外や地方都市なら次の②と③を重視します。
プロフィール画像を登録