みなさん、こんにちは。石川貴康です。
5月27日に発売の「不動産投資×証券投資 最強のハイブリッド投資術」(東洋経済新報社)おかげさまを、持ちまして、けっこう売れております。
ありがとうございます。
さて、今回は「不動産選びの奥深ポイント(1)不動産選びは「営業マン選び」」というテーマで見ていきましょう。

物件選びの前に不動産会社選び、不動産会社選びの前に営業マン選び

不動産投資をしていると、多くに方に物件選びの要諦を聞かれます。場所はどこが良いか、ワンルームか一棟ものか、RCと木造でどちらが良いか、築年数はどの辺が良いか、といった質問が非常に多いのです。こういう質問が先にくるのは、おそらくあまり不動産投資を行っていないかたかもしれません。

もちろん、不動産投資を始めたばかりのころは、こうした質問が当然の質問ですし、それで良いのだと思います。しかし、本当に良い物件を得たいのならば、どういう物件を選べば良いかということ以上に、どこの不動産会社が良い物件を紹介する力があるのかということのほうが大切です。

一般に不動産の紹介・仲介は広く行われます。情報が勝負ですから、広い範囲に知らせる方が良いからです。この点ではネットの力はすさまじく、楽待さんが発展するのも、その流れなのです。楽待さんで気になる物件があれば問い合わせを行い、その物件を紹介している不動産会社にアクセスできます。
こうした情報へのアクセスは重要ですが、次にその物件がどうしてお勧めなのかを知ることが重要になります。不動産は世界に同じものがない一品ものであり、相対で取引される高額なものです。その点で、お勧めの物件をきちんと説明したうえで紹介できる不動産会社が大切なのです。

しかし、不動産会社は組織で動いていますから、あたった営業マンによって大きな差が生じます。物件の詳細を聞いても、まともに答えられない営業マンもけっこういますし、面倒くさいのか、きちんと調べもせずにあてずっぽうに答える営業マンもいます。不動産投資は高額の投資になるので、こういう営業マンにあたったら、やり取りを中止するほうが良いでしょう。

不動産会社は人の出入りが多く、歩合制でとにかく物件数を売ってお金を稼ごうとする人もいます。ほとんどの場合、不動産投資の素人が営業しているのです。また、すぐ辞めるため、買ったあとのことは「知ったことではない」という人もいるのです。営業マンはきちんと見極めないと大変なことになります。

不動産投資を始めたばかりのころは、私も何度かひどい目にあいました。物件の紹介のメモに「エアコンあり」と書いているのに、実際はエアコンなしの物件だったり、滞納者を把握していなかったりで、後々その営業マンのせいでトラブルになったこともありました。

一方で、良い営業マンは良い物件を何度も紹介してくれます。私が都内に持つ稼ぎ頭の物件のうち3棟はすべてある営業マンから買った物件です。地方物件も良い営業マンから3棟連続で買っていて、後フォローも完璧です。

良い営業マンは、こちらが買う力があって、真剣に不動産投資をしていることを見抜くと、本当に良い物件を誰よりも早く紹介してくれます。不動産投資は営業マンが命といっても良いくらいです。物件を選ぶ過程で、良い営業マンを見つけることが不動産投資成功の肝なのです。