いわゆる「シャッター商店街」にテナント物件を新築し、地域おこしを目指す投資家がいる。
新潟市を拠点とする「フリーター大家」さんは、正社員として勤めていた学習塾を30代半ばでリストラされた後、非正規社員と不動産投資で生計を立ててきた。戸建てや区分を合わせた6物件を所有し、年間家賃収入は500万円ほどだ。
不動産投資に本腰を入れたのは40代になってからだが、実は20代で典型的な「新築ワンルームマンション」に手を出してしまった苦い経験がある。
若い頃の失敗を糧に不動産投資で再起を目指すが、非正規社員の「フリーター大家」さんの前には融資の高い壁があった。どのような戦略で不動産投資に取り組んできたのだろうか―。
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