2024年3月期決算で不動産向け融資の伸びが顕著だったスルガ銀行(筆者撮影)

4月末から5月末にかけて、多くの金融機関が2024年3月期の決算を公表しました。この決算公表に伴って、きらやか銀行の赤字決算や、あおぞら銀行に対する大和証券グループの第三者割当増資などが公表され、大きく報じられました。

決算短信の中身からは、数値を通じた様々な動向をうかがい知ることができます。今回は地方銀行の決算から、不動産関係の融資動向を中心に読み解いていきます。

地方銀行は大きく2種類に分かれており、1988年以前から存在していた「第一地方銀行」と、1989年以降に相互銀行から転換した「第二地方銀行」が存在します。前編では、特に地方部で絶対的な存在感を持つ第一地方銀行62行を取り上げます。

昨年度の1年間でどの銀行が不動産向け融資を伸ばしたのか、不動産向け融資の比率が高い銀行はどこなのか―。項目ごとにランキング形式で紹介していきます。

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