皆様、こんにちは。
今回で、このコラムも最終回となりました。
空室解消のために、また長く収益を生み出す「魅せ方」するために、よし!リノベーションだ!と思って頂き、お役に立つ事ができていれば幸いです。

前回までに、「リノベーションのポイント」をお伝えしました。しかし!!リノベーションをしただけで満足してはいけません。リノベーションというキーワードがメジャーになってきた昨今、まずは” リノベーション”をぜひご検討いただきたいですが、リノベーションをしただけで空室解消はもちろん難しいと思います。新築にまけない武器として、リノベーションという方法で、入居者を受け入れるための「ハコ」を作ることが、スタートラインだと思います。
スタートラインに並ぶリノベーション物件はこれから沢山出てくると思います。

リノベーションだけじゃだめ! 発想と戦略を…

せっかくリノベーションするのなら…「旧さを活かして、味を生かした部屋を」だけではなく、やはり、「エッセンス」を入れたいものです。「旧さを生かした味のある部屋」に住みたい人に向けて、少しだけ「エッセンス」を。そして、戦略を…。前回も少し触れましたが、ターゲットを曖昧にしない事は重要。ただ、ターゲットに向けて「がっつり」と要素を盛り込むと、「住む人が楽しむ余白」がなくなります。ほんの少しのエッセンスでいいと思います。

■エッセンス (1)
例えば・・・・男部屋

独身男性や家でも仕事をするビジネスマン向けに、書斎やPCブースを。 「最近じゃ、良くあるよね」のお声も聞こえそうですが、「そっと、さりげなく。でも見に来た入居者が、ワクワク想像できそうなもの」を。

■ エッセンス (2)
例えば・・・・子どもが楽しい賃貸

分譲では、子ども部屋からリビングに続くすべり台や、壁の一部がロッククライミング、専用庭にかわいいブランコ…などは、長い将来を考えると、控えてしまいがちです。子育てが楽しめるこの時期だからこそ、この賃貸に…。と思わせる要素として、「子どもが楽しい」を 少し、さりげなく、空間を壊すことなく…。弊社の個人のお客様は、中古物件を購入されて、リノベーションプランを考える際に、「賃貸ではなかったから…」という理由で、その要素を入れてほしいご要望が増えています。

■ エッセンス (3)
例えば・・・・セルフ塗装

映画の主人公のように、壁を自分で塗る…。リノベーションだからこそ、荒い刷毛ムラや、飛び跳ねたペンキの跡も味に。住む人が変わっても、色が塗り重ねられて、さらに味が積み重なる…。現状復帰・変に塗られて、次が困る…など、懸念は言い出したらきりがありません。

などなど…エッセンスは、プランを考える際にいつも上がってきます。入居者がそこに辿り着く為の、そしてときめくまでのストーリーを描きます。それを考えるのは…、オーナー様でも、管理会社様でも、仲介業者様でも、誰でもいいと思います。ただ、それを誰も考えない、そんな物件はとてもかわいそうだと思います。ほかと同じルーティンワークの一環として処理されるのではなく、誰かが、真剣にその物件について、戦略を、ストーリーを考えてくれること、プロデュースしてくれる物件は幸せそうで、その幸せが人を呼ぶ…と素敵です。私どもはそのお手伝いが少しでもできれば最高だ!と日々感じております。