変化する市場で大切なこと

楽待ユーザーの皆さん、ご無沙汰しております。松村裕一です。

全11回のコラム「不動産成功投資への道」をお休みさせて頂いてから、約10か月が過ぎました。
この間、サブプライムショックに端を発し、株式市場の下落、原油価格の高騰によるコモデティ市場の活況、そして景気が停滞してきているのに物価高と、スタグフレーション発生の懸念など、世界は大きな変化を見せています。
もちろん、このような投資環境によって、不動産市場にもいろいろな変化が出ております。

例えば、株式投資で失敗した人たちが、表面利回りを目当てに、数百万円の自己資金でワンルームマンション投資の世界に入ってきていると言う話を聞きます。
「株式投資で失敗したから、今度はワンルームマンション投資で堅実に稼ごう」と考えられているようですが、そのような安易な戦略では、再び失敗する確率が高いと、私は思います。

では、安易ではない戦略とは何か? 

手前味噌ではありますが、まずは私のコラム全11回を、もう一度読んでください。
その中に、いくつものヒントが書いてあります。マーケットが変化しようと、基本姿勢は同じです。

日本の不動産市場がどん底で、金融機関が普通のサラリーマンへ不動産投資の為に融資をするなんて考えられない時代に、私はスタートしました。周囲からは、「不動産投資なんて、そんなバカなことはしないほうがいい、まだまだ不動産は下がるよ」と言われながらの出発でした。

現在よりももっと過酷な状況下で、私は不動産投資の世界に入り、現在の成功に至ったのです。
最近では、不動産価格の下落に関する記事や報道が目につきます。実際に下がっているところもありますが、市場とは変動するものだという大前提で、是非とも、皆さんなりの戦略を練ってください。ピンチは逆にチャンスにもなります。

不動産投資における戦略の重要性

さて、そんな市場環境の中で、私は国内不動産投資以外にも着々と進めている戦略がございます。
それは、「アメリカ不動産投資」と「リハーサルスタジオビジネス」です。
当スペシャルコラムでは、前半の2回をアメリカでの不動産投資について、後半の2回をリハーサルスタジオビジネスについて、お話したいと思っております。

私のリハーサルスタジオは、7月1日に高輪でオープンする予定ですので、
ご興味のある方は、以下のホームページをご覧下さい。
http://www.studio-bayd.com/

まずは、アメリカでの不動産投資についてですが、今回ご紹介する私の戦略は、自分と家族のライフプランに大きく関わっております。

私へ相談に来る方の多くは「不動産投資をやりたい」、そして「セミリタイヤしたい」とおっしゃいます。
「では、不動産投資で成功し、セミリタイヤした後、何がしたいのですか?」と質問すると、そのほとんどの方が口ごもってしまいます。つまり、明確な答えがないのです。
人生の目的を持って、戦略とライフプランを考えた上で、相談に来る方はなかなかいらっしゃいません。
何棟に投資するつもりなのか?
何年後にいくらほしいのか? 
セミリタイヤ後、ハワイなどで完全に休むのか?
あるいは、興味のある事業にボランティア的に参加したいのか?

例えば、「福岡の不動産に投資したい」という方に、「なぜ福岡なのですか?」と質問すると、答えが出ません。なぜなら、目当てにしている不動産のグロスの利回りしか見ておらず、投資効率しか考えていないからです。

残念ながら、それでは銀行は融資をしてくれません。私が上記のような突っ込み方して、はじめてご本人が何をしたいのか、気づきを得る場合がほとんどです。

当然、投資事業には様々な考え方があり、相場にも左右されるので、予定通りに行くものでもありません。
それでも、相談に来た方に上記のような突っ込みをするのは、具体的なビジョンを持ち、ちゃんとした戦略やライフプランを持っているかを確認するためです。
言い換えれば、「ライフプラン(≒夢)をしっかりと持ちましょう」とアドバイスしているでも構わないでしょう。

精神論に聞こえてしまうかもしれませんが、夢や目標から具体的な戦略を練っていったものこそが、銀行の融資基準に達するのです。こういったことが銀行を説得する上で大切だという事情を知っている人は、案外少数派なのです。

前置きが長くなりましたが、私は昨年のコラム連載当時から海外不動産投資という夢について言及していました。そこで今回、具体的な計画が練れてきたので、ご紹介したいと思います。