楽待ユーザーのみなさん、大変ご無沙汰しておりました。松村裕一です。
前回、このコラムでは、「次回はアメリカに居ながら、情報を発信しているかもしれません」と書きましたが、いよいよ「私の夢」が実現しようとしています。
そこで私がアメリカへ移住する来年3月までの間、お世話になった楽待、そして読者の方々へ、「リスクをとっている不動産投資家」の一人として、伝えられることがあればと思い、久し振りにコラムを執筆することにしました。
お付き合いの程よろしくお願い致します。
2008年9月のリーマンショック以降、世界経済が立ち直るのは、そう簡単なことではないことがわかりました。
特にアメリカの不動産価格は場所にもよりますが、30~60%もダウンしています。
しかし、日本に比べて、アメリカは迅速に対応している。
この状況が10年続くとは思えません。
尚且つ、歴史的な円高です。
日本国内にある程度の不動産を持っている人であれば、次はアメリカの不動産に投資するべきだと私は考えております。
ただ残念ながらアメリカで外国人がお金を借りることは、ものすごく難しい状況です。
キャッシュで買うのは可能ですが、それではレバレッジを効かせることができない。
現在、アメリカの金利は低く、私の場合、金利4%・30年FIXで借りました。
自己資金は30~40%を入れないといけないのですが、金利リスクは、30年FIXの為、考えないで良いのがアメリカの不動産投資です。これは、繰上げ返済しても、全額返済してもペナルティが有りません。日本の場合は、固定期間中ですとペナルティが発生しますが、アメリカの銀行では、それが有りません。
更に良いのが日本の銀行の様に連帯保証人を求められません。
それがアメリカの良いところです。
もちろん、日本の不動産も今が買い時だと思います。
利便性や地域性など、勝ち組物件と負け組物件が分かれるという傾向が顕著ですが、2009年3月を底に、物件価格は確実に上がり始めています。
つまり、私はアメリカも日本も今が買いという判断をしています。
でも多くの人が「今なぜ買うの?」と言う。
「アメリカも、これから2番底が来るっていうのに、何で待たないの?」と。
私は「2番底など待ってられない。いつ融資が通らなくなるかも分からない」と答えます。
ドル円が、70円、60円になるという人もいますが、私は「そのようなドル円水準になったら、また買えばいい」という考え方なのです。
私は、このような攻めの不動産投資哲学を持って投資をしています。
しかし、ただギャンブル的に物件を買っているわけではありません。
その投資哲学に関しては、ぜひ、過去のコラムを読んで頂きたいのですが、私はある戦略に基づき、この2年間で法人を二つ設立しました。
これから、そのお話をしたいと思います。
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全21話
3年間で10億円の不動産投資を成功させた「元・普通のサラリーマン」松村裕一が、不動産投資家成功への道のり を語ります。
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17
2010年、夢の実現へ新たなる挑戦 その2
2010.2.20
16
2010年、夢の実現へ新たなる挑戦 その1
2010.1.28
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