楽待新聞編集部が金融機関担当者に取材を行い、不動産投資用ローンに関する歴史から、融資姿勢、不動産投資市場に対する見解について話を聞くこの企画。

今回は、「セゾンファンデックス」不動産担保融資部長の三浦淳一さんに話を聞いた。三浦さんは入社から15年以上、一貫して不動産担保融資の業務を担当。2022年4月に融資部長に就任し、商品企画や融資案件の決裁業務などを行っている。

不動産価格の高騰や金利上昇で、各金融機関の融資状況が気になる中、セゾンファンデックスは投資用不動産ローンに対してどのような姿勢なのだろうか。最近の融資案件の傾向や今後の展望などについて聞いた。

設立40年、セゾンファンデックスの歩み

―セゾンファンデックスの成り立ちについて教えてください

1984年2月、西武クレジット(現:クレディセゾン)からの出資を受けて、「西武抵当証券」として発足しました。おかげさまで、今年で設立40年を迎えることができました。

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