経験豊富な投資家が「もし、今の時代にゼロから不動産投資を始めたら」、一体どのようにスタートを切り、投資規模を拡大するのか。

本記事では、実績がある投資家自身に「ゼロから不動産投資を始める」という想定で、どのような戦略を取っていくかを考えてもらう。

今回話を聞くのは、「フルレバ大家C」さん。投資総額104億円、税引き後CFは約2億円にのぼり、物件の多くをフルローン・オーバーローンで購入する「フルレバ不動産投資」の手法で規模拡大してきた。

そんなフルレバ大家Cさんの手法は、今の時代に通じるのか。もし今から投資を始めるなら、どのような戦略をとるのだろうか―。

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フルレバ大家C

総投資額104億円、約550室を所有している。家賃年収は約6億円、税引き後CFは約2億円。
楽待のYouTube動画「フルレバ不動産投資家の覆面座談会」に出演し、約70万回再生されるなど話題を呼んだ。

いま始めるなら「関西エリア」一択?

フルレバ大家Cさんには、不動産投資に関する知識やノウハウなどは持ったままの状態で、課せられた初期設定から不動産投資に取り組むならどうするかを考えてもらう。

■仮定条件(属性・資産状況)

年齢:30歳
職業:会社員(役職なし)
年収:550万円
預貯金:300万円
家族構成:妻(共働き)、子供1人
在住:関東地方
※一般的な社会人をモデルに条件設定

―この条件で今から不動産投資を始めるなら、どのように進めていきますか

もし私がこの状態にあるなら、前提としてそもそも不動産投資はやりませんね。それくらいなら、株式投資で増やしていきます。不動産投資、特に一棟ものでやっていくのであれば、資産300万円ではスタートラインに立てないと思います。

私が講師として呼ばれる投資塾の生徒さんでも、この設定と同じような属性の方はいらっしゃいますが、その場合は不動産投資自体をおすすめしません。

どうしてもやりたいというのであれば、関東なら築古戸建て、関西なら規模の小さい一棟アパートから始めるのが良いのではないでしょうか。

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