4年で家賃年収5000万円、「卒サラ」後に見えてきた「融資戦略」の課題

2020年の秋に不動産投資をはじめて以降、順調に規模を拡大し、2024年2月末でサラリーマン卒業を果たした投資家、「ムラタク」さん。現在、中国四国地方にアパートなど計102室を保有し、家賃年収約5500万円、税引き前CF約1800万円になる。

以前、その投資戦略などをインタビューした記事を公開したが、その後、ムラタクさんはどのような不動産投資活動を行っているのだろうか。FIRE後の投資戦略の変更や、金融機関との付き合い方などについて、「最新の状況」を聞いた。

サラリーマン卒業後も変わらず規模拡大、でも…!?

―以前、取材をしたのはムラタクさんが「2024年卒サラ」をかなえた直後でした。その後、ここ半年の不動産投資活動について教えてください

大きいところでいうと、アパートを2つ購入しました。1つは約4000万円で戸数6戸の物件、もう1つは約3000万円で戸数8戸の物件です。いずれも満室で購入していて、利回りでいうと13～14％くらいになります。