「素人は手を出すな、と言われるような物件を攻める。融資がつきづらい物件にこそ、投資のブルーオーシャンが広がっています。結局、現金を出せるヤツが強いんです」

こう語るのは、総投資額180億円の「闘う税理士大家」こと鳥山昌則さんだ。現在の年間家賃収入はおよそ12億円にのぼる。

都心の物件を多く保有する鳥山税理士が、今年から新たに始めたのが「ワケあり物件」への投資だ。融資を活用した大規模な投資で生み出すキャッシュと経営ノウハウを武器に、再建築不可物件や借地権付き物件、ホテルやシェアハウスを購入しているという。

利回りを追求して「投資のブルーオーシャン」を求めた結果だというが、具体的にどのような物件を選んでいるのか。直近の市況をふまえた、「これからの投資戦略」について聞いた。

「素人は手出し厳禁」の物件に攻め込む

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