
PHOTO: shimanto / PIXTA
「不動産投資に興味がある」「今年こそ大家デビューしたい!」
新NISAなど国をあげて投資ブームが巻き起こっている昨今、そんな風に考えている新人投資家も少なくないだろう。
物件価格の高騰や他の投資家との競争、必要な知識の幅広さなど、投資初心者のハードルになるものは数多い。しかしその中でも精力的に行動を起こし、夢の大家デビューを果たすために日々努力している投資家も各地に存在する。
今回は、2025年の大家デビューを目指している3人の新人投資家に、これまで準備してきたことや不動産投資への意気込みを聞いてみた。
新年、気持ちを新たに大家デビューを目指したいという人は、ぜひ3人の仲間の話も参考にしてみてほしい。
不動産投資は「一般人と違う目線」が面白い
投資家1.「satow」さん
職業:自営業(50代)
年収:約1000万円
自己資金:2500万円
準備レベル:★★☆☆☆(不動産会社への問い合わせ、物件内見中)
satowさんは自宅用の不動産購入をきっかけに、不動産投資に興味を持ったという。
「2年ほど前ですが、自宅のリフォームについて調べるなかで、不動産投資の情報を目にするようになったんです。そこで投資も面白いなと思い、老後資金を貯めるために自分もやってみたいと思いました」
ちょうどその時期から本業が忙しくなったため、すぐに投資の勉強を始められなかったものの、2024年半ばから本格的にさまざまな準備を始めたという。
自営業のため勤務時間に比較的融通はきくが、日によってはかなり忙しく、隙間時間に勉強を行っている。
本業が体力仕事ということもあり、「疲れているときは集中できないこともありますが、さっと見られる動画などで勉強しています」という。

これまで書籍(5~6冊ほど)、ネットの記事や動画で勉強してきた
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