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楽待では「公正な不動産投資市場を創造する」というビジョンのもと、「不動産業界の健全化」というミッションを掲げています。
その一環として、皆様が安心してサイトを利用できるよう、楽待に加盟する「不動産会社の審査」および「ペナルティ制度」を設けています。

今回は、楽待における「不動産会社の審査」、「ペナルティ制度」の2024年下半期運用結果を公表します。

2024年下半期で最も多い違反行為は「無断掲載」

楽待では、すべての加盟店に対し、専門部署による契約締結前の審査と、加盟後の定期的なチェックを行っています。また、不動産公正取引協議会連合会による「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、物件掲載に関するルールを定めています。
ルールに違反した場合は「ペナルティ制度」のもと、サイトの利用停止や退会の措置を取ります。

2024年下半期は、審査による取引停止件数が13件、ペナルティ制度による取り締まり件数が10件で、計23件でした。

2024年下半期におけるペナルティ制度による取締件数10件のうち、7件が「無断掲載(売主等の断りなく物件を広告掲載する行為)」、2件が「不誠実な顧客対応」、1件が「おとり広告(存在しない物件・契約済の物件を広告掲載する行為)」でした。

該当の企業には当社の加盟店サポートチームより直接指導を行い、広告掲載停止のペナルティと、改善報告書の提出を求めています。改善報告書を提出しない場合は取引停止の措置をとるなど、再発防止にも取り組んでいます。

2024年の取締件数は過去最多に

2020年に「不動産会社の審査及びペナルティ制度の運用報告」のレポートを開示してから、現在までの取締件数および取引停止数の推移をまとめました。本制度が認知されたことや、取引基準の更なる厳格化に取り組んだこともあり、2024年度の取締件数および取引停止数の合計は過去最多の62件となりました。

楽待では、2021年11月から不動産投資家が不動産会社の接客や商談内容を評価する機能の提供を開始。2022年2月からは顧客満足度が5点満点中2.5点以下と低い会社に対し、当社のサポートチームから直接指導を行ってまいりました。

また、2024年12月からは、不動産投資家から不動産会社への評価コメントから、特定のワードを自動検知する仕組みを社内で試験的に導入しています。これにより、問題の早期発見につながると考えています。

楽待では、不動産投資家と不動産会社がWin-Winの関係で取引ができる、公正な不動産投資市場を創造するため、これからも真摯に取り組んでまいります。

不動産投資家の皆様も、問題がある不動産会社の情報をお持ちであれば、ご協力いただけますと幸いです。

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(楽待広報部)