20年目の専業大家が、地方で生き残るために「県庁所在地」の物件を絶対買わないワケ

石川県七尾市で購入したアパート。シェアハウスとして使えるよう改装中とのこと（埼玉swallowsさん）

2005年に不動産投資を始めた「埼玉swallows」さん。今年で投資家として20周年を迎える。投資を続けながら会社員生活を送り、2019年に早期退職。以降は専業大家として活躍中だ。

現在は「埼玉県、石川県、北海道、群馬県」の4拠点で、アパート12棟と戸建て3戸を運営する。

平均利回りはリフォーム費を考慮の上で16～18％程度だが、地域ごとに利回り基準は異なる。たとえば、高利回りを目指す地方の物件では、リフォーム費込みで25～50％の水準を目指しているという。

順調に投資を続けてきたように見える埼玉swallowsさんだが、実は3度、投資で「行き詰まり」を経験したとか。「ピンチはあったが退場するほどではなかった」と振り返るが、どのように立ち直ったのか。

20年の投資遍歴と、経験から見えてきた「購入基準」や「リフォーム術」を詳しく語ってもらった。

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