タイムマネジメント最終_04212015

「不動産投資をやってみたい。でも、会社勤めと両立できるだろうか。かといって、いきなり退職なんて、リスクを負う自信もないし……」そう逡巡して、なかなか最初の一歩を踏み出せないサラリーマンの方は多いのではないだろうか。

元サラリーマン大家の徳田文彦さんは、広告系の企業に勤めていたサラリーマン時代に不動産投資をスタート。約8年間の2足のわらじ生活を経て38歳でセミリタイアした。退職時には会社員としての年収が不動産投資を始める前の約2倍だったという。

徳田さん

タイムマネジメントを行い、
会社からの給料を2倍にした徳田さん

仕事で認められてサラリーマン年収を上げ、その資金を元手に新たな不動産投資にまわすというスタイルで、着々と物件数を増やし、得られる家賃収入からローン返済額を引き、手元に残る収入が月額100万円を超えるようになったところで、退職を決断した。

東京23区内や横浜市・川崎市の一部を中心に、再開発されたエリアや新線が開通し、街自体の価値が上がりそうなエリアに注目してきたという徳田さん。一棟もののマンション、アパートや、区分所有物件などの居住用物件を中心に、宿泊施設として運営しているビルや店舗物件なども保有している。

会社員として、不動産投資家として、その両方で成功をおさめた徳田さんに、サラリーマン時代のタイムマネジメント術を聞き、その成功の秘訣に迫った。

最初の物件は「何を買うか、どう始めるか」が両立の大きなカギに

開口一番「サラリーマンをしながら不動産投資を成功させたいなら、最初から大きなリスクを持たないことが大事」と徳田さん。

「まず都心部か都内近郊の物件であることが重要。最初は最大でも10室程度までの規模で小さくスタート。そして、優秀な管理会社に依頼し、平日の仕事中に突発的なことが起こっても管理会社に任せておけば、会社の仕事に心置きなく集中することができる状態を作る必要がある。会社の仕事で成果をあげるには管理会社の存在は欠かせない」と話す。

「どこに頼むかの判断も重要。都内近郊であれば管理会社間の競争があるから、サービスも対応もいい。地方の物件を選んでしまうと、そういう視点で選べないケースもあります。だから都心部の物件がいい」

そして両立のペースを掴みながら、資金を貯めて少しずつ物件数を増やしていけばいいと徳田さんは言う。