下地がない壁(石膏ボード)にはフックは取り付けられないの?

木部や下地材の入った壁なら普通にドライバーでビス留めすればOKですが、自分の取りつけたい壁面に下地のない場合(石膏ボードの場合)もあります。下地がないということは中が空洞になっているため、ネジやクギを打つことができません

でも、そんな場合でもフックはつけられます

そんな時には「ボードアンカー」というものを使います。ネジをはめ込むためのネジ穴を作ってくれる優れもので、フックだけでなく、棚などを壁に取り付ける際にも重宝します。ボードアンカーにはたくさんの種類があります。

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ボードアンカー

左より、① トグラー、② トリカ、③ トリプルグリップ、④ カベロックです。

今回は ③ の樹脂製のボードアンカーである、昭和貿易のトリプルグリップ(TG#8グレー、20本入り 597円~)を使用しました。下記のような特徴があります。

・長所:施工が容易
・短所:12ミリボード以外では十分な強度が出ない

ネジの頭の直径が4ミリ、ネジ穴が6ミリのタイプは、普段良く使うドライバーの軸径(ドライバーの太さ)とボードアンカーの穴あけの大きさがほぼ同じとなるため、使い勝手がとても良いのが特徴です。

早速作業を開始します。まずドライバーで、ビス留めをする位置に穴を開けます。そして、その穴にボードアンカーを差し込み、ハンマーもしくはドライバーの柄の部分でトントン叩き、中にしっかりはめ込みます。

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ボードアンカーをはめ込む

あとはフック固定用のビスを打込むことで、ボードアンカーの先端部分が開き、石膏ボードの内側で固定します。

写真のように、ドライバー1本で女性でも出来る作業です。

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ビスを打込む

今回は、3つのポイントのうちの1つ、水回りで、洗面台のミラーと照明器具に合わせたフックを取り付けてみました。

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オシャレな洗面台が完成

洗面台はコスト面から、量販メーカー製の収納を重視したものを使う大家さんが多いです。が、それゆえ平凡、どこにでもあるなどの印象を与えがちです。

たしかに水回りはこだわりすぎるとコストがかかってしまうのですが、洗面台の収納を外してミラーやフックを別に設置するだけで、ぐんとオシャレに仕上がります

これだけで、他の物件と差別化された「印象に残る部屋」にすることができます。