こんにちは。梶森です。
今日は何故不動産投資に行き着いたかについて書きたいと思います。
前回の第1回では、不動産投資との出会いと簡単な自己紹介について書きました。
前回の記事はこちらをご参照ください。
https://www.rakumachi.jp/news/practical/9086
25歳、入社3年目の悩み
当時25歳、社会人3年目の私は会社に慣れてやっと落ち着いて周りを見ることができるようになりました。この頃から、自分の将来について真剣に考え始めました。
「このまま60歳までこの会社で働き続けるのか?」という自問自答を繰り返し、「今のまま定年までこの会社で働きたくない!」「本当に自分がしたいことは何か?」「これからの人生どう生きていきたいのか?」といったような事をエンドレスで考えていました。
そんな時、会社と家の往復ばかりで、完全にロボット型のサラリーマンになりかけていたころに、「金持ち父さん貧乏父さん」に出逢いました。
衝撃を受けました!
漠然と将来に不安があり、「お金がお金を生む仕組み」を作りたいと思っていましたが、具体的にどのようにするかがイマイチ分かっていませんでした。
しかし、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでからは、将来の自分や家族のために今のうちから頑張って、お金が入り続ける仕組みを作りたいという思いが日に日に増していきました。
半年間の猛勉強
そこから半年間、猛勉強しました。
不動産投資関連の本を30冊程読み、セミナーにも参加し、物件の情報も1週間で100件は見ました。
様々な投資について勉強しましたが、「不労所得」にこだわり、最終的には不動産投資にチャレンジしてみようと決めました。
何故、不動産投資なのか?
先日、友人とランチに行く機会があり、バイオ関連の会社の株を購入し、400万円が3ヶ月後には1000万円になったという話を聞きました。アベノミクスってやっぱりすごいんですね。儲けている人は儲けられているようです。
株やFXは儲かるかもしれませんが、一方で損をしてしまう可能性があるのも事実です。私の友人は運良く400万円が1,000万円になり、600万円も儲けていますが、一方で400万円が200万円、100万円に下がってしまい泣く泣く損切りを迫られる事も可能性としては十分あると思います。
サラリーマンができる不動産投資で、3ヶ月のうちに600万円の儲けを出す事はほとんど無いのではないでしょうか。間違い無く、超短期間で大儲けできる投資ではありません。しかしある日突然、不動産の価値がいきなり0円になったりすることが無いのも事実です。
1,200万円の物件を毎月7万円で貸し、手取りで毎月6万円あったとしても単純計算で元を取るには16年8ヶ月かかります。家賃の下落、税金、修繕費等を考慮するともう少しかかります。
しかし、ローンを返し終わると毎月の家賃を得ることができます。会社からの給料とは別にプラス不動産からの収入があるというのはかなりありがたいものだと思います。
株やFXに日々勤しむ友人達の意見だと、この10年~20年というロングスパンでの投資が楽しくないようです。1度数ヶ月で100万円、200万円という利益を出すと、10年、20年という長いスパンが無駄な時間に見えてしまうようです。私は彼らと違い、「少しでも損をしたくない」「危険を冒したくない」という気持ちが強く、時間はかかりますが確実に家賃収入で不労所得を作ることができる不動産投資に落ち着きました。
若さは最大の武器
書籍をたくさん執筆されている有名な不動産投資家の方々に負けないものが私にはあります。それは「若さ」です。これだけは絶対に負けません。サラリーマンの方は物件をキャッシュで購入することはなかなか難しいと思うので、ローンを組んで購入することになります。
頭金を150万円投入し、1,200万円の物件を購入し、毎月6万円の手取り家賃がある場合、1,100万円ローンを組み、毎月の返済額を手取り家賃と同じ6万円にすると、約19年で持ち出しすることなく、1,100万円のローンを返済することができます。(もちろん税金、修繕費、空室等も考慮していかなければなりません)
25歳で購入した物件が44歳で全てのローンを完済し、それ以降は毎年6万円を家賃収入として得ることができるのです。もちろん空室になることもありますし、様々な費用はかかりますが、それを考慮しても20年余りすれば、持ち出しすること無しにワンルームマンションを手に入れることができます。
「手に入れることができる」という言葉をあえて選んで使っています。これには理由があり、物件をローンで購入した場合、その物件の抵当権は銀行にあるため、物件を購入した人のものではなく、銀行のものになります。ローンを全て返し終わって初めて自分の物件と胸を張って言うことができるのです。
もしそのような形で20代後半にワンルームマンションを3戸に投資していれば、20年後の自分はどのようになるでしょうか。
20代、30代の方であれば、20年のローンを返し終わってもまだ40代、50代です。医療技術が進み、これまでとは比べものにならないぐらい私たちの老後は今の世代よりも長いものになるでしょう。この不労所得を3戸、4戸と増やしていくことで、お金に困らない人生を過ごしていけるのではないでしょうか。
そのために、なるべく早い段階から不動産投資を始め、ローンを有効に使い、地道に繰り上げ返済をしていきながら、将来の自分のために資産を作っていくのが私が目指す堅実不動産投資です。
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