道同じからざれば、あいために謀らず
もともと違う道を歩んでいた人に対して理解してもらうことは難しい。
不動産投資をする!と意気込んでも、その考えを初めてから理解してくれる人は
ほとんど皆無だと思います。
なぜなら、日本ではお金を借りるという行為は悪だと考えられているから。
さらに、投資に関する勉強をする機会がないからです。
とりわけ昭和20~40年代世代の方々は、終身雇用制度が
頭の中にしみついてしまっているため、投資をするなんて
とんでもない!という発想が身についてしまっています。
そんな人を説得するのは簡単ではありません。
少なくとも、
あなたの視点からの説得
(不動産投資は儲かる、リスクが少ない)
といったことを言っても、理解してもらうことは難しいでしょう。
なぜなら、
あなた以外の人は、そもそも投資に関する知識がなく、
あなたの話を理解する為の知識を備えていないからです。
逆に考えると、相手を説得させるためには、相手の思考回路から
話を進めていくことが重要です。
ここで、奥さんや家族を説得するための具体的な
戦略を紹介させて頂こうと思います。
参考にして頂ければ幸いです。
1. 住宅ローンの危険性を説く
住宅ローンはお金が出ていくだけであり、かつ借金を抱えてしまう。
借入期間も、不動産投資で35年を組むことは基本的にはないが、
住宅ローンでは35年間返済し続ける必要があり、かつ金利があがったら
たちまちローンが払えなくなるリスクもある。
そんなリスクが高い住宅ローンを組成するのと、そもそも収益性が高い
不動産投資では、どちらが本質的にリスクが高いのか。
2. 地方であっても、たちまち人がいなくなるわけではない
あなたの家族が地方出身であれば、地方であっても、5年で人口が
半分になってしまうことは考えづらい(あなたの実家の人口がいきなり5年で
半分にはならないですよね?)。そもそも地方に定住している人は、そう簡単には
引っ越したりしない。そう考えれば、人口は緩やかに減少していくものの、
たちまち人口減によって賃貸経営が立ち行かなくなるとは考えづらい。
3. お金は持ってるだけでもリスク
銀行に預金したとしても、その銀行が倒産してしまったら、預けたお金が
絶対に全て返ってくるとは限らない。タンス預金しても、泥棒にとられてしまう
かもしれない。リスクがないものなど世の中には存在しない。リスクが何かを
しっかりと整理するべき。不動産投資に対してどんなリスクがあるかを学ぶべき。
4. リスクの線引きについて その1
極端な話、現金で不動産を買うことができれば、リスクはない。
借金をしても、返済期間が50年だったら安全性は高まる。そもそも自宅の
購入に対してローンを組むこともリスクを伴う。ようなどれだけ安全性が高い
形を構築することができるかが重要。
5. リスクの線引きについて その2
車、パソコン、エステなどを分割払いで購入した場合と、
不動産投資で融資を組成する場合において何が違うのか。
金額が違うというのであれば、いくらであれば安全なのか。
その金額の根拠は何なのか。
相手に考える機会を提供しつづけることが重要だと思います。
その為には、あなた自身がしっかりと説得できるだけの
知識をつけておくことが大前提です。
さあ、今週も説得をがんばりましょう(笑)
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