速やかならんを欲するなかれ、 小利を見るなかれ。
早く結果を出そうとあせってはいけないし、目先の利益を追ってもいけない。
不動産投資をやって大体1年ぐらいが経つと、見る物件がすべて良い物件に
見えてしまうような錯覚に陥ることがあります。
その理由は、
自分の行動の正当化。
です。
つまり、貴重な時間を不動産投資に割いているにも
関わらず、物件が1棟も買えていない。
もしこのまま1棟も買うことができなかったら、
自分が今まで費やしてきた時間が無駄になってしまう。
そんなことはダメだ!
という思考回路と、不動産投資についての知識が
ある程度ついてきたという二つの観点より、
悪い物件であっても、その物件の良い面だけを
見つめ、それを今まで培った知識で裏付けする。
という恐ろしい行動が始まるのです。
この現象を防ぐことは正直非常に困難です。
そんな時、この孔子先生の言葉をぜひ思い出して下さい。
日本には5000万の物件があります。
1日100個、新しい物件が世の中に出てくるとしても、1周するまでに
1300年(5000万 / 100個 / 365日です)の時間がかかります。
つまり、市場には新しい物件は常に出続けるのです。
良い物件を購入するためには、自分が設定した基準を
絶対に守ること(何か株式投資と似てますね)、
そして、気に入った物件が買えなかったとしても、
新しい物件は絶対に出てくるという気持ちを持つことです。
人生80年。1棟目の物件を購入するのに5年かかっても
良いと思います。
逆に、1棟目に良い物件が購入できると、不動産投資は
相当なスピードで加速します。
ぜひとも、妥協をしないで、良い物件を探してください。
今のような市況では、あまりキャッシュフローが出る物件
はないかもしれませんが、妥協はダメですよ!
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