皆様こんにちは、さぬきうどん大家です。

先日、過疎商店街内で空き店舗・空きビル再生作戦会議イベントがあり参加してきました。

過疎化による空室化・築古空きビル問題に関しては皆さん興味がある様で、50名越の参加者がいて大家の会仲間とも出会えNHKの取材もありました。

最初に商店街付近の空き店舗、空きビルを全員でブラブラ実際に見学して、どういう活用法があるかアイデアを出し合いました。

2カ所物件を内覧したのですが、一件は駅前にも係らず狭さと階段4階部分という悪環境で家賃相場との兼ね合いから入居者確保が難しく、もうひとつは広すぎる築古ビルで活用するにも莫大な修繕費・取り壊わすにもゾッとする莫大な撤去費用が掛かりそうで、どちらも過疎地域の空き店舗・築古ビル問題を象徴するような物件でした。

一番多かった活用アイデアは最近流行普及の民泊化! 未だ実際には自分で展開していなくても不動産活用の一つとして多くの人が期待している感じでした。

ちなみに既に民泊を開業していて有名民泊サイトの中四国オフィシャルコミュニティの代表管理人をしているさぬきうどん大家のアイデアとしては、瀬戸内国際芸術祭の集客力を日々実感しているだけにアート館外美術館等の集客力の源泉となる施設が良いと思いました。他にはお化け屋敷施設も。これなら築古ビルのボロボロさを逆に活かして修繕費もあまり掛からず最怖の施設が出来そうです(笑)。

 

トークイベントでは九州でリノベ街おこしに大成功している九州カリスマ大家の皆さんが、わざわざうどん県に来てくださってそれぞれに貴重なお話をパワーポイントでプレゼンして頂けました。

 

皆さんお持ちの古ビルを価値発掘によって「古」を「レトロ」として捉え、そこに人のつながりを生みだして「レトロ」を「ビンテージビル」へ昇華させて賃料UPまで成功しています。そこに気づいた大家仲間達で、地方過疎都市を実際に元気に変えていてとても参考になりました。

 

そのノウハウとは、コミュニティ作り・ネットワーク作り・多くの人を呼び込む仕掛け作りであり、つながり化・アート化・ニューコミュニティ化・ムーブメント化が成功の要因と考えられます。

 

例えば、SOHOビルでは管理人設置でコミュニティ形成のサポートや、賃貸住宅では専門部隊がサポートする入居者へのDIY提案など、入居者接点を多く持つことで、“ユーザー目線で今ユーザーが何を考えているのかを知る”ことが人が集まるビルづくりの上で重要な要素であると心得え、ユーザー目線で考え、入居者とともにビルを育てる姿勢が大事だったり、また空室40%の個人賃貸経営者が空き地を入居者さんのための菜園にするところから始め、菜園付きDIYリノベ賃貸にまちづくりも意識すると、ジョジョに人気物件へと変化して今では、まち旅博覧会&移住計画で活躍し、賃貸は人気物件になって大家さんは今や有名なまちの活性化請負い人になったという成功事例があります。

 

具体的には、リノベOKを売りにしたDIY自由賃貸で募集し、入居者の自発的DIYリノベ意欲ニーズに合致した物件化だったり、管理会社の立場から入居者さんやオーナーさんと一緒にワクワクDIYリノベを推進するサービス、更には「DIYリノベ文化祭」で リノベ住戸を展示場のように見せるイベントを随時開催、もちつき大会等のお祭り化したり、フォーラム開催で、入居希望者だけでなく、多くの人を呼び込む仕掛けを施してアパートを宣伝する為の各種広報活動に力を入れています。

また、成功したDIY物件の観光化・ツーリズム化からトライアルステイを招き、そこから実際の移住を促進するという移住誘致活動も行っています。

 

入居者募集にはFACEBOOK等を活用して見学会イベントをしたところ、80名以上見学者があったというから驚きです。これからの入居者募集にはSNS等での集客も大事な時代になっています。

 

これらの人気は物件コミュニティの持つ愉しさを源泉としたつながりで、これからの時代は物件のハード的な魅力の他にコミュニティ等のソフト的な魅力によっても入居に差が出て来る事を教えてくれています。リノベは最低限のスキルであって、リノベだけで全てが解決できる訳ではなく、コミュニティ等のソフト作りも行う事で入居UPを図れそうです。

 

肝心のリノベ資金については、残念ながら完全な打開策は見つけられませんでしたが、親族間融資(頼める人は)や信金等で地道に小口融資を重ねて回数を分けてリノベする方法があります。

 

老朽賃貸不動産再生のリノベーションには法定耐用年数問題等で融資的に限界があり、その先にあるDIY思想に解決のヒントがあるのではと感じました。

 

コミュニティ・デザインによる賃貸物件のブランディングという老朽賃貸の事業再生&事業持続スキームを確立することで、賃貸業が沈滞業にならないよう、地域を元気にして行きたいと思いました。