黒木です。こんにちは!

 

もうすぐ上半期が終わりますね。

上期の締めが近づくと、経費を見直す経営者や投資家が多くなると思います。

 

この時期、一流の経営者にある言葉を言うとイラっとされてしまいます。

 

その言葉は・・・

 

「経費になりますよ!」

 

・・・です。

 

もちろん、お金を生むために必要な経費なら歓迎されますが、

リターンがあやふやな出費を「経費になりますよ!」と言えばアウトです。

 

「経費になりますよ!」の言葉の裏には利益が出ているなら経費をつかいましょうという悪魔のささやきのようにも聞こえてしまうのです。

 

 

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一流の経営者は考えます。

経費になるといっても、お金を生まない物は購入しない方が最終的に手残りが多いのではないか?

 

しかし、一流でない経営者は利益が出ていると、

最終的な数字で考えずになんとなくお金を使ってしまいます。

 

例を上げましょう!

製造業の設計現場を見た事がある人はわかると思いますが、

彼らは細かいパーツ単位でコストを削って設計します。

 

それこそ一円以下の数十銭という単位でコスト削減をします。

さらにパーツ数を減らし、金型代金まで計算に入れて設計します。

 

日本のエンジニアは商品の強度やクオリティを維持できるぎりぎりのレベルで知恵を絞って、絞って、設計しているのです。

 

そんなエンジニア達にぎりぎりの努力をさせておいて、

決算間際に経営者が「経費になるから」といってお金を生まないような経費を使ってしまったらどうでしょう?

 

こういう経営者はスタッフや金融機関からその能力を疑われます。

それは決算書という成績表にしっかり現れてくるからです。

 

本来、経営者も一丸となって経費の削減に目を光らせなければいけないのです。

 

経営の数字(つまり税引後利益やキャッシュ)を考えずに、

経費になるからといって無駄遣いするより、こまめに経費節減したほうが税金を払っても手残りキャッシュが多い場合もあります。

 

このあたりを一流の経営者はいつも考えて行動しているのです。

 

つまり、

経営には財務の知識が必要であって、最終利益を沢山出す事が経営者のミッションということです。

 

日々経費を削減し、利益確保に努力している一流の経営者に対して、

気軽に「経費になりますよ!」と言うと、イラッとされてしまう理由をご理解いただけたと思います。

 

 

重要なので繰り返します。

経営者のミッションはしっかり最終利益を出すことです。

 

それではまた私のコラムでお会いしましょう!

 

黒木 陽斗