こんにちは。元デベ大家@泉和の小林です。

 

先日の記事が既定の閲覧に達しましたので、続きを書きたいと思います。

先日の記事はこちら⇒ https://www.rakumachi.jp/news/practical/9642

応援ありがとうございます。

 

本コラムはかなりショッキングな内容を含みますので、

ぜひ業者様も投資家様もご参照頂ければと思います。

 

早速本題に入ります。

 

どうして知らないまま犯罪者になってしまうのか?

あなたが知らない間に不動産投資で犯罪者になるというのは、

不動産業者様が進める方法を違法かどうか判断できず、善意(法律用語で「知らないこと」を指す言葉)のまま犯罪行為を行ってしまうことを意味します。

 

ちなみに、私は私大のC大法学部で法曹特進コースにいたこともあり、

すぐさま察知することができました。

 

プロの業者様が違法な提案をするはずない、という認識でいる方は高確率で引っ掛かる可能性があります。

 

更に言えば、フルローンやオーバーローンにこだわる方が陥りやすいです。

持ち出し無しで、あなたは1円も払わずに不労所得を手にできる…

などという甘言に踊らされ、取り返すことのできない傷をつけてしまうことになります。

 

具体的な罪状・具体的状況はどのようなものか

 

その罪状は、「私文書偽造」「詐欺」となります。

 

 私が実際受けた提案は、驚くべきものでした。

 

自己資金の水増しです。

 

具体的に言いますと、ネットで残高参照できる新規口座を開いてほしいと言われました。

そして、その金額は7,150円でした。

 

その価格の理由は、「7」「1」「5」「0」「,」のフォントを手に入れることが目的でした。

 

残高照会をすると、ネットの照会画面で

 

7,150

 

と出ます。

それの数字を増やしたり、「,」を付け加えたりして、
自己資金があるようにできるというものでした。

 

恐らく、画像修正ソフトを使うのでしょう。

「専門の部隊がいるのでいくらでもそこを改ざんすることはできる」とのことです。

 

更に、業者様は続けました。

「あなたの口座から1割の自己資金分としてお金を移すことになったとしても、一時的に弊社から現金を融通して、後程戻していただければ不自然ではないように装えます。」

なんとまあ、驚愕の手口です。

これは、預金残高という私的な情報を偽造することで、明らかな私文書偽造罪です。

 

更に、この行為によって金融機関を騙し、融資を得る行為は「詐欺罪」に当たります。

 

 

こちらをお読みの皆様にもこの経験がおありの方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

もしかしたら、引っ掛かってしまった方もいらっしゃるかもしれません。

 

引っ掛かった方は、残念ながら善意だった(知らなかった)としてもあなたは犯罪者です。

 

 

このような提案をしてくる業者様は言語道断ですが、

この提案に引っ掛かってしまう可能性のある方にも問題はあります。

 

フルローンや、オーバーローンという甘い言葉に乗って、善悪の判断をする前に誘いに乗ってしまったのではないですか?

あるいは、乗ってしまう可能性があるのではないですか?

 

不動産投資の王道(=常識)を知らないまま、
いい条件だけを探し求めて裏技を行おうとする方を狙う業者様も、
少なからずいらっしゃいます。

 

その自衛方法は何か?

 

次はこちらを書きたいと思います。

 

再生目標などはございません。

 

是非、これから投資を目指す方にも、現在投資を行っていく方にも、
知ってほしい理論ですので、綴っていきたいと思います。

 

宜しくお願い致します。

 

本コラム内容と同じようなことを提案され、

または実践されてしまったので具体的な対応法が知りたい方は、直接ご連絡ください。

senwacorpアット(@)mail.goo.ne.jp