皆さんこんにちは、地方在住大家のゆたちゃんです。

 

その昔、大手流通グループを創業した方はこんな事を言っておりました。

”売上げは全てを癒す”

私には、なんとなくこの言葉が最近、”空室が埋まってほっとした大家の心情”を表している様に思えたのです。

 

私達大家は、

どんなにすばらしいポテンシャルを秘めた物件を取得しても、

肝心要の物件の空室

そのまま何ヶ月も継続しようものならば

心穏やかではいられません。

寝ても覚めてもその不安が心の中に残ります。

では、それを防ぐ為にどの様に対策したら良いのでしょうか?

大家さん、そのお部屋は”自分でも住みたいと思えるお部屋”に仕上がっていますか?

これは、私が室内のリフォームを行なう上で、

とても気を使っている点です。

 

”自分が住みたいと思えないお部屋を”

それを”人に貸したいというのは到底無理ではないか”と思っているからです。

 

では、ここなら自分が住んでも構わないと思えるお部屋にどの様にして、仕上げるのでしょうか?

 

この時期、築古物件を所有している大家の皆さんは、

入居者さんが退去した後のお部屋のリフォームは、

どの様にして業者さんに発注しますか?

 

直ぐに空室が埋まる物件であれば、何も気にする必要は有りませんが、

なかなか空室が埋まらないエリアの物件で、3ヶ月以上空室が続いているそのお部屋は・・・

 

”業者さんに100%お任せでリフォーム”なんて事はありませんか?

 

時間の無い大家さん、(私も過去にサラリーマン兼業大家時代はそうでした。)

物件から離れた地域に住んでいる大家さんは、

大家自身がリフォーム業者と、

”現地立会いで部屋の確認作業を行ないリフォームの発注をするのは無理”かもしれません。

それと築年数の浅い物件も、リフォーム業者さんに100%お任せでも、それほどは問題にならないと思います。(あまり設備や器具も傷んでいないし、内装の汚れも少ないでしょうから)

 

問題になるのは、築古物件です。

どうしても設備や内装が古くなっている分だけ、

修繕が必要になっている箇所が多いのです。

 

でも、この作業を丁寧に行う事が、お部屋の入居率を高めて、

しかも、入居後のクレーム発生率を低くしてくれます。

反対に、入居後のクレーム発生率が上がれば、

当然退去率も上がってしまいます。

 

私達大家は、お部屋という物をお客様に提供して、

お金を頂戴しているわけですが、

実は、お客様に気持ちよくお住まい頂ける環境も同時に提供しなくてはならない、

サービス業を営んでいるのです。

 

その点を良く理解して、

この仕事をする事が、

満室経営、高利回り、好財務を生み出すのです。

 

こんな事を書いた私も、大変恥ずかしながら、

過去に1年間、ずぅ~っと空室だったお部屋を抱えた時期がありました。(リフォーム終了後の空室期間が長いと、室内には虫の死骸が散らばり、排水口から逆流した汚水が干からびて、悪臭が発生していました。)

慢心していたら、どんなに”大家にとってのいい物件”でも空室は埋まりません。

大家の皆さん、心してこの2ヶ月間を頑張って乗り切りましょう!

 

ここまでお読み頂き有難うございました。