借換は基本的にはしない方がいい!?
物件ホームページ大家★しみさん です!
基本方針としてあります。

借換は戦略的に
しかし、借換によるデメリットを勘案した上で
戦略的に行なう場合は、それもありという姿勢です。
通常、融資借換する場合は、他行に借換した際に
なんらかのメリットがあることが理由になると思います。
その多くの場合、「金利引き下げ」をすることが目標になるかと思います。
借換に至るまでの経緯
借換に至るまでの経緯としては、
以下のようなケースになることが多いと思います。
3,他行へ借り換える。
1番がベストですね。
3番にチャレンジすることになります。
順序を守って正しく借換を。
ちなみに、この順番を逆にしてしまうのは非常に良くありません。
NGなら、なにくわぬ顔でそのままに…
「バーゲンハンター」に注意!
このような行為は、現 金融機関に対し
「バーゲンハンター」と揶揄している方もいると聞いたことがあります。
金融機関と向き合う姿勢が大切です
他行へ打診する際も、
残念ながら金利交渉が叶わなかったので、今後の成長のため借換を決断した。」
と正面からいえるようにしたいですね。
言うは易く行うは難し
銀行へは真っ直ぐ一本!直球勝負
後ろめたいことをしている感がなく、堂々と思いを口にでき、
いかにも「貸してください」的なペコペコ営業から
という感じの毅然とした物言いができるようになりました。
手前味噌で大変恐縮ですが、そうすることで
以前よりも借換や金利交渉がよりスムーズになり銀行(担当者)との距離が近くなったかなと感じています^ ^
借換の基本は金利交渉
【融資年数引き伸ばし】を交渉する
今回私が借換でチャレンジしたのは、
効果は絶大です。
【金利削減】VS【融資年数引き伸ばし】
金利引き下げメリットを享受できるのは、-1%が目安だといわれていますね。
仮に、以下のようなケースの場合で、金利削減と融資年数引き伸ばしとを比較してみました。
★金利削減
★融資年数引き伸ばし
単純な比較ですが、このケースの場合
金利が1%下がるよりも融資期間が5年伸びる方が
返済額が月額2.5万、年間だと30万少ないことがわかります。
当然この2つの複合だとさらに借換メリットを享受できます。

経済的耐用年数 VS 法定耐用年数
独自の耐用年数を設定している場合が多いからです。
35~40年が多いです。
融資年数引き伸ばしのメカニズム
したがって、物件購入時には経済的耐用年数35年の金融機関から借りたものを
ハードルは高いがチャレンジする価値あり!
チャレンジする価値はあると思います。
実際のケーススタディー
融資年数も経済的耐用年数内で、残存10年から18年に伸びました。
月額返済は約半分になり、CF寄与効果は年間数百万に上ります。
税務を加味するとさらに効果は絶大
税引前当期利益から捻出していることなります。
その税務を加味した視点から見るとさらに効果を実感できると思います。

信用毀損の考え方と向き合い方
融資年数引き伸ばしを考慮する際は信用毀損には充分注意しましょう。
不動産賃貸業として、銀行と二人三脚で融資と共に成長をする場合
収益不動産投資の世界は広いです。
物件により戦略的に信用毀損させ、所有物件全体で消化するという手法や
成長を遂げている大家さんもいらっしゃいます。
困難な理由からNGというのが私の考え方です。

最強の借換交渉術はこれ!
長くなりましたが、結論としては以下になります。
・借換の際は、金利だけでなく、
【融資年数引き伸ばし】も合わせて交渉する!
ちなみに物件購入の際は…
・物件購入の際は金利よりも融資年数を優先して交渉することが大切です。
コラムで言えない話は懇親会で。
不動産談義ができることを楽しみにしております^ ^
皆様の不動産賃貸業が安定と成長することを願っております。
最後までお読み頂きましてありがとうございましたm(__)m
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