はじめに・・・

 

読者の皆様、黒木です。こんにちは!

今回のコラムは、融資評価方法といった内容よりもう一歩踏み込んで、

実際に銀行の融資担当者から聞いた裏のお話をさせていただきます。

私が聞いた限りですので、銀行によっては違いもあるかもしれませんが、

複数行で聞いた話を今回はお話させていただきます。

 

さて、

融資審査を受ける際に、色々な資料を提出しなければなりません。

中には家系図とか、健康保険証など意味不明なものもあります。

しかし、それらは銀行にとって有意義な情報が満載なのです。

 

融資2

 

なぜ、3期分の確定申告書が必要なのか?

 

通常の審査において真っ先に提出を求められる資料です。

確定申告書は大家の成績表です。

粉飾していない限り、お金の出入りや入居状況等、丸見えです(笑)。

今回は簡単になぜ3期必要なのかについてお話します。

 

一般的な話ですが、銀行はまずは3期分の収支の流れを見ています。

私の経験ですが、新規で物件を購入した場合、安定した経営の数字がわかるのがやはり

3期くらいは必要かと思います。

理由は初年度は物件購入にかかった費用や取得税の納付などもあり当然赤字です。

二期目も前期からの赤字の繰越分がある場合があります。

つまり、一過性の要因があります。

 

銀行は3年分の収支の流れを見ますので、たまたま株やFXでもうけて今年は確定申告書の

年収が上がった! ウフフ~!とはならないケースが多いです(実は私でした!)。

これらの収入も一過性です。 けしてマイナスではないですが、収入としては過去連続していない一過性収入になります。 確定申告を見れば一目瞭然です。

私は大家は最終的に決算書や確定申告書が読めるようにならないとまずいと考えています。

理由は、融資審査される際に不利になる可能性があるからです。

もし、確定申告上で問題があったとしても銀行は理由を言ってくれません。

 

やはり、はじめから確定申告書や決算書を理解して経営すべきだと考えています。

確定申告書や決算書の読み方については、文字数が足りなくなってしまいますので別の機会にお話したいとおもいます。

 

 

健康保険証の提出

 

銀行はなぜ健康保険証の提出を求めるのでしょうか?
身分証明なら運転免許証のコピーをすでに提出しているはずです!

 

なぜでしょうか?
本当にその会社の社員かどうか見ている?

 

 

さすがです!
近いです!

 

 

実は保険証に記載されている資格取得日、つまり入社日を見ています。

 

・・・ということは、
入社年月日を聞かれて転職したばかりだから・・・とをつくとバレます。
ご注意ください。

 

 

家族構成を聞かれる理由

 

家族構成の子供の人数を銀行はどう評価しているのでしょうか?
金融機関によって多少違いますが、独自の算出方法で養育費を計算する必要があるからです。

 

子供の年齢によりますが、おおよそ子供1人あたり収入から約100万円マイナスに評価されることが多いです(年齢や金融機関によっても違います)。
つまりあなたの収入から支出として計算しています。

 

家系図からなにがわかるか?

 

銀行によっては家系図の提出を求められるケースがあります。

私もしばらくは理由がわかりませんでした。

 

過去に家計図の提出を求められなかったケースもあったので私にとって

不可解だった資料のひとつです。

当初私は、追加の連帯保証人の可能性を見ていたのかと考えていました。

 

しかし、実は違います。

 

すべてのケースではないですが、ご兄弟を見ている場合があります。
ご兄弟、つまり相続です。
あなたのご両親が他界した場合の相続人が何人いるか見ている場合があります。

 

ご両親に資産がある場合、いつかは相続が発生します。

 

しかし、両親が資産家の場合、融資審査は有利になるケースがあります。
怖い話ですが、銀行もプロなのでこういうところまで見ています。

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

銀行はあなたの提出した資料のこんなところを見ていました。

私も当初、なんでこんな資料が必要なのか不可解に思ったことが何回もあります。

 

銀行はなぜこれらの資料が必要なのか理由を言ってくれないのでわかりませんでした。

しかし、要求された資料で無駄なものはないということが勉強しているうちにわかりました。

 

そう! 理由がわかれば逆にアピールできるポイントもわかってくるのです!

 

ではまた、私のコラムでお会いしましょう!

黒木 陽斗

 

全力投球でコラムを書いていますので、バックナンバーのコラムもよろしくお願いいたします。

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