子曰わく、巧こう言げん令れい色しょく、鮮すくなし仁じん

言葉巧みで愛想の良過ぎる者は、得てして実(真心)がない、という意味

 

不動産というのはこのコラムを書いているような(不動産大好き!)な人を除けば、

一生に一回の買い物です。

 

 

不動産業者から見ると、家を買う見込みがある人を見つけたら、

当たり前ですが必死に売り込みをしてきます。

 

 

不動産業者の言葉巧みレベルは、全ての業種の中でも

恐らくトップレベルではないかと思います。

 

 

ここで、いろんな会社のホームページに載っている言葉で、

それないやん!と思った言葉を紹介しようと思います。

 

 

1. 現在全室空けているので、社宅、自宅として利用できます。

意味不明すぎで思わず二度見してしましました。
ちなみにこの家は2DK x 4部屋です。

自宅って。。。

 

 

2. 借地権付き!

この表示は結構みかけますよね。

いやいや、借地権付きは嬉しくないでしょ、と見るたびに突っ込んでます。

 

 

3. クセがない物件です

どちらかといえば、特徴がない物件ともいえそうです。

そもそもクセがないってどういうこっちゃ?という感じです。

 

 

4. 要リフォーム、あとはあなたの腕次第

ぼろぼろってことですね。

リフォームすれば空室が埋まって儲かるのであれば、

紹介した仲介業者が自分でリフォームしているはずです。

 

 

仲介業者から

「借地権付きですよ!」

と言われて、

 

 

(借地権付きが良く分からないけど)本当ですか!

などといった瞬間、やられることまちがいなしです。

 

 

借地権付きです!と言われたら、

あなた、「巧こう言げん令れい色しょく、鮮すくなし仁じん

ですね、と言ってあげましょう。

 

 

良い所しか伝えない仲介業者はほぼ間違いなくあなたを騙そうと

していると考えた方が良いと思います。

 

 

何故なら、

 

 

欠点がない物件であれば、売れ残っているはずがないから、です。

 

 

その物件の欠点(言い換えるとリスクですね)をしっかりと把握し、

そのリスクに対応することができると判断して初めて物件を購入する

というステップに行くのです。

(もちろん掘り出し物物件の場合はこの限りではないですよ。)

 

 

今日の教え

おいしいことしか言わない業者は信用してはいけない